そのキールロワイヤルが生まれるエピソードを知っておけば、再度JINGの「キールロワイヤル」を見る時、より迫力のあるものとなる事でしょう。
また、JINGの子供時代がこんなに長く見れる場面はおそらくここだけですので、大変貴重(?)と言えます。
反対に、制作者の視点から見ても素晴らしいものがあります。
例えば「映像」の点から見ると多彩な技法が用いられており、JINGのコミカルな世界をより深く表現しています。
また、「音楽」の点もセブンスヘブンの「夢」というテーマを中心に作曲されているため、さらにJINGの世界のインパクトを高めます。
1巻に続き、全体的なクオリティは相当なものといえるでしょう。
したがって1巻または2巻どちらから買うか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?その答えとしてはまず2巻の方から購入する事をお勧め致します。
2巻の内容は先程書いたとおり、JINGの子供時代を中心(30分の内25分程度)としているため、1巻より先に見ても話が分からないという所はかなり少ないですし、子供時代や、キールロワイヤルの誕生秘話を知っていた方が、第1巻も面白くなると思いますのでお勧めです。
もちろん、これは私なりの推測ですので、参考にだけして下さい^^;
最後になりましたが、総合評価は文句のつけようが無い5つ星と言えるでしょう。