インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

イタリア・ルネサンス美術の水脈―死せるキリスト図の系譜

価格: ¥2,097
カテゴリ: 単行本
ブランド: 三元社
Amazon.co.jpで確認
パドヴァ派(工房)を理解する為に ★★★★★
Giotto以降Padovaで大きな役割を果たしたのがDonatelloですが、これらのFirenze作家達から多大なる影響を受けつつも、
北イタリア美術(特にPadova, Venezia)はFirenzeルネッサンスとは一線を画した独自の展開をしています。
日本ではまだまだ馴染みの無いルネッサンス以前の北イタリア美術の状況が詳しく解説されています。
そしてVivarini(ヴィヴァリ−ニ)、Squarcione(スクァルチョ−ネ)工房の果たした役割を理解する事が出来ます。
また、キリスト磔刑図と祭壇画の変遷をも知る事が出来、イタリア美術をより深く味わえるきっかけに成り得る良書です。
特に北イタリア美術鑑賞にいらっしゃる方へご一読を強くお勧めします。
美術の見方を深めてくれます。 ★★★★☆
イタリア美術、特に、初期ルネッサンス前後を紹介してくれる本が少な
いので探していた時この本をみつけました。学者さんの著作ですがガチ
ガチの論文ほど固くるしくなく、ボリュウームもないので読みやすい。
図像学の分析のようですが、素人でもついていけます。
フィレンツェ中心のルネッサンス美術の紹介とは視点が違う点も新鮮で
した。ベネチアなど北イタリアでの見方に刺激され、もう一度見に行く
気にさせてくれます。
イタリアでよく見かける祭壇画の見方も教えてもらったようで、得した
気分になれました。