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巌窟王 第1巻 [DVD]

価格: ¥5,880
カテゴリ: DVD
ブランド: メディアファクトリー
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まさに野心作、といってよい! ★★★★★
大デュマの原作『モンテ・クリスト伯』を
下地に、近未来と荘厳なイメージを
併せ持った表現力で描ききった、
まさに斬新で挑戦的な野心作!

ストーリー、演出手法、色使い、音楽、
細部にいたるまで巧妙な仕掛けがちりばめられ、
凄惨で悲惨な復讐劇、どうにもやりきれない人間模様が繰り広げられる。

すでに言われている通り、これは完全に
オトナの「ドラマ」です。
アニメではありません。劇画作品です。
また、「今」の時代を色濃く投影しているともいえます。ノスタルジックで排他的。
ハイテクなのに、未来が見えず、混沌。現世主義的でもありながら、
のがれらない憎しみと悲しみ。因果応報。

「しかして、希望せよ」

ジャン・ジャック・バーネルのOP・EDが
もうたまらない!
 古典ってなんでこんなにロックが
あうんだろうなあ〜。
大デュマの『モンテ・クリスト伯』をモチーフにした名作 ★★★★★
本作は、大デュマの『モンテ・クリスト伯』を原作としたSFアニメです。
複数視点の原作小説と異なり、主にアルベール・ド・モルセール子爵(福山潤)の視点が中心となっています。
ですが、物語のメインラインはあくまでモンテ・クリスト伯爵(中田譲治)による復讐ということに違いはありません。
原作との違いを楽しみながら見ていくと、いろいろ面白い発見があります。

何と言っても素晴らしいのは、その映像表現!
3Dモデルにきらびやかなテクスチャを貼り付けた独自の未来世界に、まず魅了されます。
恐ろしく綺麗で、はかなげで、かつ危ういバランスを保った画面に、誰もがため息を漏らすのではないでしょうか。
そして、サントラも、声優陣の演技も素晴らしい!
画面とともに独特の世界を織り成す「オト」の存在は、やはり欠かすことができません。
特に、中田譲治氏の熱演がいいですね。
『ケロロ軍曹』のギロロ伍長と同じ人だとは、俄かに信じがたいです(笑
声を聞いているだけでも、どんどん物語に引き込まれてしまいます。
それも、元々の原作とそのアレンジの素晴らしさということなのでしょうか。
多分に皮肉と風刺を含んだ、かつ切なさや危うさをも内包した物語は、原作の発表から150年を過ぎても未だ色あせません。

私はまだ最終話まで見ていないのですが、新しい巻を買うにつれ、原作を知っていながらもますます続きが気になってしまっています。
大デュマの原作を知っている方も、知らない方も、きっと楽しめる作品ではないでしょうか。
価格がネックではありますが…。
斬新です ★★★★☆
絵が非常に独特です。
アニメでの表現領域は広いんだなーと感心しながら見ていました。
ストーリーは原作も復讐劇だったように、この作品も復讐劇です。前半はあまり
復讐劇と言う感じはしませんでしたが、男爵の本性を現したあたりが一番面白かったです。
無垢な少年のあまりに無垢なところにヤキモキしながら見ていました。

締めがどうも緩くなっているように感じましたので星4つと言う事でお願いします。

この作品は映像の捕らえ方によっては酔ってしまう事があるので注意が必要です。
出来るだけ明るい所で見る事をオススメします。
画期的アニメ ★★★★★
深夜アニメは数多く放送されていますが、
その半分以上が、どれも中途半端と思えるようなアニメが多い毎日。
そんな今のアニメ業界に革命を起こしたとも思えるのが、この作品です。

現在の日本のアニメ業界は、空洞化が叫ばれています。
その第一に、アニメ制作者へ利益が還元されにくいシステムだと言われています。
その結果、制作者は利益がでるアニメ。
(過去、漫画・ゲームなどでの人気作品を安易にアニメ化する)
という傾向が、強まっています。

けれど、そんな中出てきたのがこの巌窟王です。
元は古典小説ですが、まさに別の物語へと変身させることに成功したこの作品は、
日本が誇るアニメの一つだと思えます。
内容のすばらしさについては、他のレビューの方がたくさん書いてくれていますので、多く書きませんが、
とにかくすばらしいので、是非ごらんください^^
世界で一番有名な、哀しくも美しい復讐鬼の物語 ★★★★★
原作の雰囲気はそのままに、新たな解釈を挿入した本作は、素晴らしいの一言です。

貴族社会の退廃的なムードと耽美さ。
それが美麗なグラフィックで見事なまでに表現されています。
音楽はクラシックを基調としながらも
ロックなエンディングやそれぞれの場面に合った曲が厳選されており
この『巌窟王』の物語をよりドラマティックに仕上げています。

美しい映像と音楽もさることながら
それぞれの役を演じる声優陣の演技も素晴らしかった!

物語は15歳の少年、アルベールの視点で語られていますが
真の主役はやはりモンテ・クリスト伯。
モンテ・クリスト伯役の中田譲二さんの迫真の演技が
この物語のドラマ性をより高めています。
そのほかの声優さん方も
この作品に対する真剣さが伝わってくるような素晴らしい演技をなさっています。

個人的に、この作品は夜鑑賞することをおすすめします。
作品の持つ闇の部分と夜独特の雰囲気が合わさって
摩訶不思議な世界に引き込まれることうけあいです!