最近、公開されたデアデビルやハルクはＣＧとワイヤーアクションのオンパレードでうんざりといった感じだった。この作品は２人のヒーローが共演ということで期待を抱かせるのだが、８９年の作品にしてはあまりにもメークや衣装がお粗末。アクションもだめ。また、２人の絡み方もいまいちで、最後まで盛り上がらない展開だった。ついでにヒロインも冗談かと思うほどお粗末。いっそのこと、バットマンの旧作のように、おバカ路線を行ったほうがよかったのではないだろうか。とにかく何を目指したのか中途半端な作品だった。