LOVE CAN MOVE MOUNTAINSなどの昔の曲から、THAT'S THE WAY IT ISまで入っています。セリーンの自伝を読まれた方はご存知と思いますが、彼女の心境そして現・夫であるレネとの関係が、それぞれの曲に描かれています。彼女は自分にとても素直というか・・・表情を見ていて、レネに恋焦がれていた頃、レネと結ばれた頃、結婚し安定した頃・・・などと、彼女の人生が手にとるように分かる気がするのです。それにしても、若かった頃のセリーヌと結婚後のセリーヌを見比べてしまって、驚くほどきれいになったなあ~と思わずにはいられません。
なんといっても目玉は、ライブ画像で故フランク・シナトラとセリーヌのデュエット「ALL THE WAY」ではないでしょうか。映像と音声を上手くつなぎ合わせて2人がデュエットしているように見せているのですが、ほんとシナトラがその場にいるかのよう!2人の歌声に聞き惚れてしまいます!またこの歌を歌う直前に、舞台上のセリーヌと観客席にいるレネが恒例の「あいしてる」サインを送りあう模様もさりげな~く映っていたりもします。
セリーヌの歌声に酔いしれたいファンばかりでなく、彼女の歴史(おおげさ?)を映像にて覗いて見たい方にも、このビデオは必見です。