ジョーサト加入だから本家を超える超〜技巧的なVan-Hかなぁ？と思っていましたが....
至ってシンプルなアメリカンハードロック! ちょっと肩すかし喰らった反面、商業的な臭さが一切なく好感持てます。
全編乗りとパワーで押し切るロックショー♪爽快ですョ。
チャドのドラミングが圧巻でした.... シンバルとタムの数が勲章？って錯覚してしまう近代ロックドラマーだけど、最少ユニットで
これは凄い！手数と切れは別格。

　本当は日本盤を買ったのですが、画面がアップされているこの輸入盤でレビューします。
全く凄いバンドですね。其々の生い立ちがモロに音に現れているのですが非常にうまく融合されていてハードなロックにも関わらず耳に心地よいサウンドになっています。一人一人の力量は今更書いても仕方ありませんが、本年６３歳になるサミーに至っては手を合わせて拝むしかない神々しさです。そして普段の派手なソロを繰り広げることを控え、バンドアンサンブルに徹するサトリアーニの謙虚な姿勢には感動しました。とは言ってもサトリアーニのソロは凄まじいものがあり最後まで飽きさせない。ベースのマイケル、ドラムのチャドも実力発揮で楽しそう。

　ボーナス画面ではツァーでの楽屋裏などが観られる。サミー、マイケルの二人はラテン系の乗りでひたすら明るく能天気な性格が楽しいし、チャドは狂気的な性格が危く面白い。一転してサトリーアニだけが学者のような真面目さと謙虚さを備えているのが感動的ではあるが、果たしてこのメンバーで長続きするのかしらん？と不安というよりも諦めに近い将来性を感じてしまった。うーんもう一枚くらいは作って欲しいが。

おっさんだらけのバンドの初ライブ作品。緊張感みたいなものは無いが、みんな凄いパワーだ。エディはいい気分しないだろうな、これを見たら・・・。祈来日！

CDは後でいくらでも編集、調整が出来ると思いますが
ライブでは、いくら個々のバンドで、活躍されてるとしても
相性があると思います。

正直、３バンド共に好きとはいえ
あまり期待はしてませんでした。
（世代もジャンルも違いますし）
サトリアーニさんのプレイを見るために買いましたが、
ライブもバッチリでした。

今年に入って、サトリアーニさんのパリライブのDVDもあり
そちらは、画像コラージュがちょっと鬱陶しかったのですが、
こちらのライブはいたってシンプルで、
普段のサトリアーニさんにすれば
歌の時のバッキングに徹してる時間が多いものの
テク炸裂になるとキッチリ手元にカメラが寄る、理解ある編集です。

サミーさんとアンソニーさんのコーラスハモリを聞いてると
”エディさん元気かな？”とちょっと心配になってきました。
チャドさんの乾いた、シャープなドラムを聞いてると
出来ればジョンさん説得して、新譜早目にお願いしたい気がします。

気の知れた仲間でやってる、いい意味でゆるい空気がありますし
楽曲は、明るめのアメリカンハードロックですし
（結果的にヴァン・ヘイレン色が強い感じです）
ブルーレイの高音質高画質が２０００円ちょっとなので、
ロック好きな方には、酒を飲みながら、ライブハウス気分を
楽しんでいただけます。是非是非。

少しでも早く、少しでもキレイな画質で観たくて、
このImport物のBD版を買いました。

やっぱりさすがですね〜
文句の付け所がないです

あえて１つだけ言わせてもらえれば・・・
最近のImport物の海外ドラマBDなどでは、
日本語音声とか日本語字幕が入ってるらしく、
私も日本語の字幕が入ってる事を期待していたんですが、
字幕はいっさい入ってませんでした。

せめてMCとかドキュメントの分だけでも、
何を言うてるのか解るように英語を勉強したいと思います＾＾；

個人的には、買ってよかったです！