アイアン・メイデンが2008年に行った世界ツアーから、厳選した17曲を収録。更に同行した取材班が撮影した、ドキュメンタリー映像を同梱。
演奏のみでも試聴可能だし、ドキュメンタリーだけを楽しむことも可能だ。

ライブは「Aces High」「2 Minutes〜」に始まり、「Powerslave」や「Ancient Mariner」を含むなど、1984年のWorld Slavery Tourを強く意識したもの。そして「Wasted Years」「Can I Play〜」「Moonchild」など80年代中期の代表曲がズラリと並ぶ。近年増えてきた、若い世代のファンへのプレゼントらしい。
演奏面では、スティーブの強烈な指弾きや、ニコの奔放なグルーブが若い時よりもいい。ブルースの声の調子も良く、「Run to〜」の超高音もオリジナルどおり。メンバー全員が50歳代とは思えぬパワーだ。

ドキュメンタリーでは、飛行機操縦を得意とするブルースが、自らボーイング757を操る。専用のチャーター機にバンドとツアースタッフを乗せ、機材も詰め込んで移動するのだが、この方法はコスト面で有利らしい。
結果として、これまで訪問できなかった国々でライブが開催できた。特にブラジル以外の中南米は初上陸であり、人々の凄まじい熱狂ぶりは、まるでビートルズが初来日した時の日本のよう。
ニコのドラムスティックを拾って感極まる男性、「メイデンこそ我が宗教」という垂れ幕、メロディどころかギターフレーズにまで大合唱する観客……
中南米の国々は経済発展の影で、極端な所得格差、犯罪の増加、硬直した社会体制など大きな問題を抱えている。そんな彼らにとってメタルはただの音楽ではなく、悲惨な現実から抜け出す翼であり、救済であり祈りでもある、という事らしい。
世界にはまだまだ、メタルを必要としている人々が沢山いる。当分、メイデンに引退の心配はなさそうだ。

この内容で、 この価格! 最高です! ドキュメンタリーではメタリカの、あの方も映っていますよ。

安さ、BD、字幕付き。この魅力から買いました。
ドキュメンタリーやライブは文句なしに最高。

自分は新潟在住の22歳♂。
メタルはスラッシュメタルから入ってデス、ブラックメタルの世界中のバンドを片っ端から聴いてきて、メイデンは2008年に初めてビーストを聴いた。
家庭内の問題で辛い現実と向き合ってきて何度も心が折れそうになってきたけど、そのたびにメタルに助けられたし勇気を貰った。
現実の世界では困難や苦悩が待ち受けているけど、メイデンのライブを観てるとそんな事も全て吹っとんでしまうそれくらいにパワフルでエネルギッシュなショウだ

残念ながら俺の周りでは「メイデンはダサい」とか言われてしまうのが現実だけど、
俺はメイデンのファンでよかった。
俺の周りでは誰も気づかないメイデンの良さに俺だけ気づけて本当によかった。

最近のにわかデスメタルを聞いて最強とかほざいてる若造にメイデンのこのdvdを見せてやりたいぜ。

きっとブっ飛ぶはずさ。

命ある限りメイデンを聴き、ショウに行き、永遠の忠誠を誓います。

メイデンありがとう

Blu-rayのレコーダを買ってからというもの、並みのDVDでは物足りなくなってちょうどいいソフトを探していたら、未購入だったFlight666がまさかのこの価格！それも、参考にさせてもらったレビューでは輸入盤なのに日本語も選択可能とのことで、即買いしました。
結果、期待を裏切らない映像と内容に大満足です。作品自体はドキュメンタリー的要素を持っていますが、ライブ映像のみ選択すれば、撮影場所は異なっても一つのライブショーのように鑑賞できるため、リピート視聴にはとても便利です。

各国のファンの熱狂ぶりや今だ安定している演奏には興奮の連続ですが、ブルース操縦するジェットをとらえた映像の美しさや、その中にメンバーやクルーが搭乗していることを想像し感動を覚えます。
まだまだメタル関連のBlu-rayソフトは数少ないですが、今後リーズナブルの価格で良質のメタル系ソフトがどんどんリリースされることを望みます。

内容のレビューはDVDで書きましたのでここでは割愛しますが、幸いにしてブルーレイの再生環境を有しているということと、今回の実に素晴らしいFLIGHT 666のフォーマットを全て揃えるという目的で購入しました。
最近の映像ではそんなに画像の向上を期待してませんでしたが、比較対象のDVDを何回も鑑賞しているのでこの画像の綺麗さにはビックリしました。
例えば、最初からインドでのライブでの観客の顔がまさにクッキリという言葉がぴったりなほど見えます。要するに一人一人の識別が可能です。もちろんバンドの演奏もほかのシーンも綺麗な画像で鑑賞できます。素晴らしいの一言。
また、DVD以上の収録可能なBDだからなのか、ご親切にドイツ語等サブタイトルが増えていることも追記しておきます。いや〜素晴らしい！！