湖面の優雅な白鳥も水面下では必死に足を漕いでいる
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矢野顕子と言えば録音作業もラクラクと鼻歌交じりにワンテイクでやっつけていそうなイメージがありますが(少なくとも私はそうでしたが)何度もやり直し、納得いくまではお弁当もいらない!先に食べてて、とピアノに向かうプロ根性が観れて新鮮な驚きでした。突然のスキャット&早弾きでストレスを発散する(?)場面ではスタッフも「異常ですね・・」と唖然とする場面も。かと思うと弾き終えたあとに「うどん、まだ?」とつぶやく矢野さんもまたかわいい・・・のでありました。
緊張感
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矢野さんが失敗しては何度も挑戦する
「それだけでうれしい」のシーンは
試験や作業など集中しなきゃならないことが控えているときに
見ることにしています。
あのときの矢野さんは怖いけれど気が引き締まります。
ところで下のほうのレビューで「SOME DAY」がカットされていると書かれていますが、
オリジナルのLDにも入っていません。
別のDVD「ライヴ ピヤノアキコ。」にボーナストラックとして入っていますが、
その際「SUPER FOLK SONG『アウトトラック』」と書かれているので
VHSを含め元々この作品には入ってないんじゃないでしょうか。
矢野さんとの出会いのCD
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矢野顕子、何て変なのなんて???思っていました。このSUPER FOLK SONGのCDを音楽誌の絶賛の評価を信じて1枚、買ってから・・・・矢野さんの奏でる音楽の虜になってしまいました。
今回、初めて同タイトルのDVDをみて、改めて矢野さんの妥協を許さない音楽への取り組みや曲と曲の合間に見せるピアノの即興ともいえる
演奏にも唖然として感動しています。
また、ライブで彼女のピアノと歌を浸りたくなりました。矢野さんのファンの方には、絶対、必見のDVDです!!
9年の感動再び
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オリジナルを発売直後見ていたましたが、レーザーディスク(LD)の衰退と共に機械も壊れ、念願のDVD化で購入しました、諸情があり一番脳裏にあった佐野元春さんの「SOMEDAY」が再編集により消えていたのは残念ですが、それ以上に9年の歳月を経て映像を見ると、素晴らしさを再発見しました。有り難うございました。