俺っ、HM/HR信仰者ですが、ここで太鼓叩いてる方に惚れてしまいました。

あと矢野さんはピアノ弾くと言うより、叩いてますね。確かピアノは打楽器だと人づてに聞いた事あります。それにしても矢野さんのユニークな歌い方以上に、二の腕が職人の腕ですね。

ふなまち唄観たさに購入。そのふなまち唄でさえ、どうにも煮え切らない。珍しくイカない矢野さん。硬いです。慎重というか、しなやかさや開放感が無い。ツアーの初演だから?S席コンサートや2006年のさとがえると比べてしまうと、煮え切らなさを感じざるを得ません。
付属のCDは、素晴らしいです。イッてる矢野さんです。ROSEGARDENではフリージャズしちゃってます。矢野さんのフリージャズは初めて聴きましたが、天性やなと思いました。相手の助けはあれども、感覚だけであそこまで本格的にやれてしまうのが凄い。ピヨピヨピピピーと唄っていた人と同一人物とは思えません。

Marc Ribot親衛隊員として購入したが、
「ラーメン食べたい」以降の3曲は怒涛のセッション！
何かよくわからない暖かで豊かなものが躯中に溢れだし、
動悸が少し早くなり顔が火照ってくるとともに、
なんだかもうどうしようもないせつなさとやるせなさ
で胸がいっぱいになりBlue Noteの熱い一夜が蘇った。

実際にこの公演を観に行った身として言えば、演奏は最高でした。
いつものアンソニーやクリフとのトリオではなく、最近組まれた
面々での演奏ですが、アルバム「akiko」を再現するには最適な
メンバーによる演奏で、矢野さんのテンションの上がり具合も
見て取れます。

付属のCDについては、ライブで頻繁に演奏される割には、そのアレンジが
映像化も音源化もされていなかった「Rose Garden」が収録されたことが
非常に大きな意味を持つと思います。
しかも「Rose Garden」だけで9分に迫る演奏時間の長さ…ということで
矢野さんとマークのソロプレイも余す事無く収録されていて聴き応えもあります。

マイナス点と挙げるとすれば
・リリースに時間がかかり過ぎたこと
・実際の演奏曲目から7曲もカットされていること
　(うち2曲は別会場の演奏がCDに収録)

CSで中継されており、もちろんそちらは全曲放送しましたから
それを考えると、別途特典映像などが無い分、ボリューム不足が否めません。

全体的にアルバムakikoと同様とても渋いなあと思いました。

他の方も書いてらっしゃる通り、
付属のCDはとても素晴らしいです。
これが付属するなら、安い買い物ですね。

rose gardenのライブ音源はyoutubeとかでは見たことありますが、
cdとかDVDがあるかどうか僕は解りません。
僕自身は手元にないので、とても貴重です。

ステージのセットがバックに単色のスクリーンを張っていて、
視覚的にもシックな感じのライブだと思いました。