鋼と軟鉄を合わせた伝統の鍛造製法と鋭利な手仕上げ刃付けにより日本料理の繊細さを表現するための用途に合った切れ味を追求した和包丁
柔らかな素材をつぶさず切れるよう、峰薄で幅が狭く、刃渡りが長くなっており、刃元から切っ先までを使い一気に引き切ることができる。刃の角度が鋭角なので、切れ味鋭く、刺身の切り口が美しく仕上がる
柄の素材には高級感があり、水に濡れても傷みづらい〈朴〉を使用。耐久性と持ち易さを追求している
ご購入すぐのご使用時でも、水分・塩分等がついたままだとと10~15分で錆びる。
水分をよく拭き取って、乾いた状態にしていれば、錆びは防げる。
長期間使用しない場合は油をしみこませた新聞紙等で包み保管する。
錆びてしまった場合、砥石で研ぎながら錆びを落とすか、少しの錆びならばクレンザーか「錆び消しゴム」でも錆びが落とせる
鋼(ハガネ)製のため、サビが出るので、食器洗浄機や食器乾燥器には対応していない
1.刃の表を研ぐ。包丁を砥石の上におき、手でおさえ、刃の角度にあわせる。片方の手を柄にそえて角度を保ち、刃返りが出るまで研ぐ
2.刃の裏を研ぐ。包丁を砥石の上に平らにおき、そのまま角度をつけずに刃返りが無くなるまで数回研ぐ
簡単な包丁の研ぎ方
ちょっと切れないときは、茶碗の糸じりに刃の両面を数回すべらせる。
それでも切れにくいときは、簡易型研ぎ器で数回研ぐ
鎌倉時代に九州から関(美濃)に移り住んだ刀鍛冶が、良質の土、水、炭に恵まれたこの地で、刀剣作りをはじめたのが関鍛冶の起源。
多くの名刀が生まれたが、名匠「関の孫六」は独特の作刀を工夫し、美しく芸術性の高い、切れ味の抜群な最上の業物を世に送り出した。
江戸から明治と時代は変遷し、関の刀匠たちの多くが家庭用刃物の製造へと転業した。
関の刀剣が「折れず曲がらず、よく切れる」と称賛された信念は、現代の刃物作りにもしっかりと受け継がれている。
「関孫六」の銘は27代目兼元、刀匠 金子孫六氏によるもので、匠の技を生かしながら、その切れ味を現代に伝えている
はがね材と軟鉄を伝統の製法で鍛錬し、手仕上げによる本格刃つけによる鋭い切れ味と研ぎやすさを追求した和包丁シリーズ
出刃:魚をおろす時に活躍する包丁。鶏、カニ等のさばきにも使用できるその他の貝印の関孫六シリーズはこちら