Msiaとオーケストラと多くのスタッフからの心のこもった贈り物
★★★★★
予約して到着したときには、期待以上の感動がありました。静かなオーケストラ演奏からオープニングの銀河に入っていく際の落ち着いた雰囲気が気に入っています。
演奏者たちは最初の頃、仮面をして奏で、高貴な舞踏会のような状態で、視聴者も気が引き締まります。
Misiaの歌がオーケストラの演奏によって歌われるとこんなに素晴らしいのかと胸が熱くなりました。
ほとんどの方がご覧になって全曲良い評価をなさると思います。そのようなアルバムやコンサートはなかなか無いと思います。
MIsiaが一曲づつ心を込めて歌ってくださっていますので、何度でも取り出しては聴きたいと思うものに仕上がっています。どの曲も新たな意味を帯びて好きになりました。
このライヴでのMisiaの声質に厚みが増しているようです。
いつもながら、Misiaらしいトークが収められています。
オーケストラをバックに歌うわけですが、オーケストラともなるとたぶんMisiaのほうが合わせて歌わなければならない場合が多く、練習とチームワークが求められるだろうな、と考えると上手く合わせるだけでなく人に感動を与えるほどにまで表現できているところが素晴らしいです。
かと思うとアドリブ的な部分もあって重実さんや鈴木さんたちなどの近くのバンドマンがMisiaをよく見ながらタイミングを合わせてプロの演奏を魅せてくれているのも、魅力の一つだと思います。
「地平線の向こう側へ」のバンドとの掛け合いが圧巻でMisiaがあらん限りの声を出して歌いきって前半のクライマックスになっています。休憩時のボーカルレスの演奏はそれぞれのバンドマンの腕の見せ所となっています。
個人的にはstay in my heatと約束の翼のバイオリン演奏が気に入っています。
コンマス弦一徹さんのブログでオーケストラのメンバーに関する情報が得られ、すべてがぐっと身近になりました。演奏者の多くの人が自身のブログを公開してますので、Misiaを支えている人たちのことも理解しながら聴くのも楽しいです。注目されている演奏者を写すことが多いようです。(ラストの紹介の際に弦一徹さんは、愛用のデジカメで自分撮りをするシーンがありますが、その写真はブログで公開されています。)
FUYUさんのドラムさばきが素晴らしいです。シンバルを一瞬にして両手で止めるシーンがカッコいいです。
そしてさらに特筆すべきは、照明の美しさ。光の帯が、筋が、動きが美しいです。出だしの銀河でのライティングが気に入っています。逢いたくていま、の始まりの照明もGoodです。
カメラワークも編集も好きです。ところどころ故意にぼかしを入れている部分、味が出ています。Misiaが胸に手を当てた瞬間をアップにしていてネールアートも良く見えます。
kumiさんの持つぬいぐるみはよく写っています。トトロのぬいぐるみを置いているバンドマンもいます。見るたびに発見がありそうです。
このビデオは観る人がその後何回も思い出すと聴きたくなる魅力を持っています。買って良かったです。今まで以上にMisiaのやさしさを感じながら聴くことができて。
これからも時間ができると、このビデオを取り出しては爽やかにされると思います。
大人の鑑賞に十分耐えられるDVD
★★★★★
MISIAの星空のライブとしては屋内でPerformanceされたもので、さらに今回のDVD+CDは、大阪、横浜でオーケストラをバックにMISIAが切々と歌い上げているものを収録しています。
個人的には、過去発売したバラードのベストアルバム的なLiveと感じています。その中でも、2.Stay in my heart 6. 忘れない日々 8. Everything 9. Call me Love me 10.地平線の向こう側へ 13. 唇と唇 14. To Be in Love は
MISIAの歌のTechnic を垣間見せ、その中でも 10.は、凄みすら感じさせるものでした。
MISIAのファン層がどの年代が多いのかわかりませんが、私のような年配のものでも、とても楽しめました。
もうSinger としてのキャリアが10年を超え、良い意味で、円熟味を増してきたようにも感じます。このDVDは、奇をてらうことなく、現在の等身大のMISIAを映し出している、と感じました。
積み重ねた年輪のいいところとわるいところ
★★★☆☆
MISIAのDVDを買ったのは今回で2度目(前回買ったのはTHE TOUR OF MISIA 2001)なのですが、
その時よりも舞台演出や客の引き込み方などに力を入れていてプロとしての厚みが出たなと素直に思いました。
ただ個人的に、ライヴでよく見られるシングルの時と歌い方が違ったりするのはしてほしくなかったのですが、そういう部分があったのでそこが減点材料で星は3つとさせてもらいました。
でも、買って損はないDVDだと思います。
オーケストラが良い!
★★★★★
MISIAのバラードは大好きなので、即購入しました。
オーケストラの映像が途中出てきて、プログラミングでは無い生の音を聴かせてくれているのが
分かり、この臨場感と一体となったステージの映像を堪能できました。
MISIAの声は、とても情熱的でDVDを観ていても、会場にいるのか?と、
思わせるような迫力がありました。
バラード中心のステージでしたが、どの曲も歌い方に工夫がされており、
ただ叫ぶだけではないエネルギッシュなステージでした。
初期のMISIAが好きで、最近のMISIAの音楽性が気に入らない方でも
このライヴのベースとなるアルバム「Just Bllade」を聴いた後、
このDVDを観て頂ければ、また、ファンになってしまうと思います。
また、音楽好きの方ならば、MISIAのファンでは無くとも、納得の1枚だと思います。
ライブラリーとして、買って損なしです!
発売されて、今日現在、Blu-rayよりも値段は高く設定されています。
何故??と思いましたが、Blu-rayにはCDが付いて無いんですよね。
DVDは横浜アリーナ公演、CDは大阪城ホール公演ですので、
観ても、聞いても、Goodです。
星空のライヴV Just Ballade MISIA with 星空のオーケストラ2010 [DVD]
これが「星空のライブ」なんだろか?
★★☆☆☆
大規模のオーケストラの音がくどすぎて、雰囲気が損なわれている気がします。
演出や衣装も舞台の装飾も重過ぎて、「星空のライブ」に相応しくなくないような。
表情も疲れた感じだし、声の高さやノビが苦しいのか、コブシをまわすようになって演歌歌手みたい?
特に期待していた「地平線の...」はガッカリです。「エイサ♪エイサ♪」ってなんであんなに長々と・・・
でも? なんで巨大な横浜アリーナで「星空のライブ」なの? 沖縄の2がとってもよかったのに。
以前の「星空のライブ」は雨が降ったり、風が吹いたり、月や星が見えたり、虫が飛び込んできたり
自然を感じられるライブだったけど、横浜アリーナの今回は、コンサートのために引き抜かれて、
終わったら戻されるという草木ぐらいです。 電飾の星空なんて、なんか違うような...
MISIAとなるとやたらなんでも最高っていう人がいるけど、
これは今まで最悪だと思います。 始めての人はもっと以前のすばらしい歌声を聴いてください。
でも、MISIAがんばれ♪