この作品で残念なのは２点。
まず臨場感が全く感じられない。
そしてもうひとつが中途半端に曲が終わるために
盛り上がらないです。メンバーの演奏はなかなかかっこいいだけに
残念です。

途中で切れてしまっている曲が多すぎますが、「限りなく鼠」「細胞具ドリー」「to search」などはフルで入っているので個人的には満足です。でも他の曲もせめてサビまでは入ってたらなぁ…(ヒロインとかライオンとか)。

このDVD自体は純粋にコンサートの模様を現場に出向かず（出向けずに）に代替えとして味わいたい人にはちょっとお勧めできませんが、決して大会場ではない味わえないライブバンドとしてのバクチクの魅力が詰まってます。観客との距離も非常にちかくてハチャメチャ感もあって
笑える部分も結構あります。

まぁ、ドキュメンタリーフィルムですね。人を選ぶ内容です。

でも、数々のバンドが解散、メンバー脱退を繰り広げてきた中で20年以上も続いてきたバクチクの秘密(?)というか、人間関係のバランスの良さが舞台裏の様子からもうかがえて貴重です。

正直な感想、１ステージを最後まで通して観れるディスクを
高くても良いので付けてほしかったです。
それならば、ステージ裏/未公開シーン/地方公演ドキュメント？など、
本編の映像はとても美味しいものになったに違いない…。
ただ、繋ぎ合わせでも彼らの魅力は全く損なわれてないので、☆４つ。

このＤＶＤには、ＬＩＶＥの舞台裏側の風景なども写されており、ファンにはとても良い作品となっています。

舞台裏でバテバテの櫻井敦司の姿も見れますし、なんと歌っている最中に足払いをくらっているシーンもありました。そのあと櫻井敦司も機嫌悪そうな表情をしてましたけど、その後そうなったかは映ってませんでしたが、いくら興奮しているからって、ＬＩＶＥを台無しにする行為は控えてもらいたいものですね。

まあ、普通のＬＩＶＥＤＶＤでは味わえないような映像が盛りたくさんなので、一度観てみたほうがいいですよ！