テレビで見る彼女はどこか周囲と居心地が悪そうに見えたのですが。
ステージの彼女は、キラキラしている。とにかくダンスのキレが凄い。
中途半端なガールズポップを狙ったりしないで、ダンスミュージックをキチンと極めて立ち位置を定めて欲しいと思います。よいブレーンがつけば、彼女は新しいファン層もつかめるはず。このまま終わってしまうなんて、実にもったいない。

このライヴは実際に会場で観ましたが、このDVDでは後藤真希の魅力の
ひとつであるダンスがうまく表現できていませんでした。
3秒と同じアングルのないスイッチングははっきり言って観にくいだけで、
最初の何曲かでやたらフェードアウト→違うアングル（分かりにくくて
すみません）が多くて製作者が自己満足のためにやっているだけにしか
思えません。
ダンサーにカメラを振ったときも動きに着いて行けずにちゃんと映って
いないし。
ライヴの内容は良いのにDVDとしては粗悪なものになっています。この
クルーはもう使わないで欲しいです。

スゲー!遂に海外からもレビュー!しかも実にイイ!ごっちんも、いよいよインターナショナル!全く余計なお世話なんですが、チビッ子ファンの為に訳します(かなり意訳あり。間違えてたらごめんね)
「私は海外のごっちんファンよ!このライブは、ほんとハイレベルで過去最高!セクシー系やダンサーの踊りは嫌いってファンもいるけど、私にはスゴく良かった!思うの…ダンサーは良く演じて、ステージを多彩で驚きに満ちたものにしているわ!今回の選曲はごっちんのスタイルに凄くあってたし。何曲かはアレンジを変えたり、ショートドラマや素敵なマジックショーと合体してるのもあるわ。このアイディアで観客は、歌を目と耳で完璧に楽しむことができるってわけ。そしたら曲は、より魅力的で印象的になるの!もちろん、ごっちんが主役よ!
歌手としてパフォーマーとして、ごっちんはとても輝いてるわ!何が彼女をそんなに魅力的にするの?ダンス?声?表現?演技?性格?彼女は全部素晴らしいわ!ごっちんはクールで、可愛くて、セクシーで、レディーのようで、子供のような魅力まであるの!これはDVDだけど、本当のごっちんを全部見ることが出来るわ!
それに彼女がそのキャリアの中で、どんなに努力してるか実感するわ!その努力が彼女自身を、もはやアイドルじゃない、素晴らしいアーティストにしたのよ!!!」
シルビアさん、勝手に訳してごめんね〜

I'm Maki Goto's overseas fan. For me, this live tour is quite high-leveled and beyond all the other ones Maki has done before! Although some fans don't like the sexy sences or the dancers' performances, they're fine with me. In fact, I think the dancers play very good roles and make Maki's stage full of variety and surprise. The songs chosen this time are a geart match for Maki's style. Some songs are rearranged and some are combined with short dramas or wonderful magic shows. These ideas enable the audience enjoy the songs completely with their ears and eyes. Meanwhile, the songs sound more charming and impressive. Of course, Maki is the main focus. As a singer and performer, Maki looks so brilliant on her stage. What makes her so attractive? Dance? Voice? Expression? Act? Personality? All are included! You can describe Maki as cool, cute, sexy, ladylike, or even childish! Through this live DVD, you will see all faces of Maki Goto, the real her! In addition, you will realize the fact that she puts great efforts into her career, and has envolved herself into an excellent artist, not just an idol anymore!

ごっちん自身は、歌って踊れる逸材には違いないのです。でも、いろんな面で物足りなさを感じます。
まず、ラスベガスやブロードウェイのようなショーをめざしているとするならば、イリュージョンははっきり言ってスベっているし、ダンサーも4人では足りません。
次に、最近のハロプロのソロ・ライヴでは、松浦亜弥、安倍なつみの歌路線では、生演奏、後藤真希、美勇伝のダンス路線では、カラオケというかたちが定着しているようです。このライブもそうなっています。でも、エイベックスなら、ダンス路線の倖田來未、BoAでさえもちろん、生演奏でしょう。ダンスならカラオケでいい、という考えは、甘い。
それから、最大の売りのダンス自体にも、ギミック、つまりDJ　OZMA、倖田來未と同じで「これ見よがしな」ヤンキー流の「エロカワ」表現も取り入れられているので、安室奈美恵、BoAのようなさわやかさはありません。
そして、結局、後半では、いつものツアーと同じ曲で同じ盛り上がりという予定調和の展開。ごっちんは、いったい何がしたいのか、どこに行きたいのか、という印象。
総合的に見て、作り手としては、特に前半で、同じハロプロ内の松浦、安倍との違いにおいて、〈歌って踊るショーガール〉としての後藤真希を印象づけたいのでしょう。でも、いたるところに、予算や制作力の限界が見えるので、ラスベガス、ブロードウェイと新宿二丁目、浅草、路上のヤンキーとを折衷したような世界になっています。モーニング娘。、あややと違って、ソロでのヒット曲もないし、ごっちんは結局ハロプロの現場系のためのアイドルであることを証明するライブなので、あまり楽しめませんでした。