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ULTIMATE CRASH ’02 LIVE AT BUDOKAN [DVD]

価格: ¥3,800
カテゴリ: DVD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
すごい歌唱力! ★★★★★
圧倒されてしまいますね。
でも、歌い終わった後の淡々としたところが、不思議な人オーラ満載。
何といってもinfection。何度聞いても自然と涙があふれます。
娘に何度目やねん!とはたかれそうです。
自分がこんな声と歌唱力を持っていたら、自分の歌で泣いちゃいそうです。
ああ無常!? ★★★★☆
ミュージックDVDは殆ど買わないので、映像・音質などの専門的な比較評価はできないのだけれど。。ファンに限らず、なんらか鬼束ちひろに関心を持った人には必見!!です。感情の起伏同様、パフォーマンスにも波がある人だと思いますが、当時、現場に居た人がうらやましくなるほど、すばらしいパフォーマンスがDVDからでも伝わって来ます。1部では声があまり出ていない感じもありますが、後半にいくほど声の響き(倍音?)と伸びがどんどん増していき、特に2部の最後の「シャイン」、3部のスタートの「BORDERLINE」などは背筋がぞくぞくするほど圧巻。と思いきや、そこから「守ってあげたい」、「声」、「King of Solitude」と続くフィナーレに向けたやさしいバラードの流れが、またその落差もあってグッとくる。
歌っている時の入り込み様と、MCの時のたどたどしさ・素っ気なさのとのギャップは、慣れていない人には'変な空気’に感じるかもしれませんが、それもまた彼女らしさ。ずっと見ている者からすると、合間に見せるはにかんだ笑顔や、羽毛田氏(ピアノ/コンサートマスター)に送る目配せなどが、たまらなく愛しく感じてしまう。
素晴らしいだけに、未だにこれに引きずられているフアンも多いのでは。楽曲も、歌唱も、顔も変わってしまった現在の彼女と、どのように結びつけ、受け止めたらいいのか分からなくなり、むなしさを感じることも。所詮、他人様のことだが、DVDだけでこれだけの感動をくれた人。その後の心の変遷には無関心でいられなくなる。私にはそんなインパクトのある作品でした。
守ってあげたい ★★★★☆
このDVDは「守ってあげたい」が入ってるんです。
これが意外と一番よかった。

◎です。
こんなにも楽しそうな表情 ★★★★★
 鬼束ちひろの歌は、「美しい」のはもちろん、それ以上に「凄い」という言葉がふさわしいほど、力がこもっている。そしてこのビデオを見ると、メロディーや歌詞が哀しさを表している歌でも、楽しそうに歌っている。ああ、やはり歌うのが好きなんだなあ、と安心した。一番基本的なことだが、音楽とは音を楽しむものだ。たとえ歌の特徴が暗さであっても、これほど才能あふれる音楽家にとって、歌は喜びに違いない。
 このビデオでは特に、アンコールの2曲の表情を見てほしい。輝いている。そして、歌い終わったら客席にピース。鬼束がこのような性格だとは意外だったが、嬉しくなった。この時期は絶好調だったのだな、と思わせる表情とパフォーマンスがこの作品に満ちている。
メジャーにはならない名作を知る歓び ★★★★★
当時発表されたSugar Highの世界観を凝縮したような舞台が絶妙です。
シンプルな表現に徹した演出が彼女のファンに支持されるのも頷けます。
この頃NHKで放送された彼女のドキュメント番組で知り得ましたが
相当緊張して臨んだライブだったようです。
その為、かなり緊張を感じる導入部分に彼女の「普通さ」が垣間見えました。

Introduction
 ピアノ2台での導入部分です。荘厳な演出に観ている方も
 一気にその世界に入り込めます。
NOT YOUR GOD
 震える声での歌い出しに「ああ、頑張れ」と思ってしまいます。
 ライブ前に彼女にクギを刺されるかの様な歌詞ですねw
Cage
 シンプルなピアノと裸足で髪を振り乱して踊る姿に、
 彼女の本領発揮を感じてワクワクします。
infection
 オーケストラをバックに最後の方に持って来るのかと思いきや、
 ピアノのみのシンプルな伴奏でこんなに最初に配置してあることに驚きです。
 最後の方に優しい曲調が集まっている構成に納得。
漂流の羽根
 ピアノのみのアレンジが最高です。
 落ち着きを取り戻した歌声が切々と訴え掛けてくるかの様で
 アルバムよりも表現が増している様です。
眩暈
 普遍的な女性の恋心を独特の言葉で表現している曲に聞き入りますが、
 そのシンプルなアレンジの為、あまりに剥き出しの感情に感じられ、
 危うさを感じます。
Tiger in my Love
 来た!という感じがピッタリです。
 楽器も増え始め、彼女のロックな面が姿を現し始めます。
 ある意味、もっとも鬼束ちひろらしい曲に感じるの何故でしょうか。
イノセンス
 彼女の初期に見られた「遠慮すんなよ!」と訴えた曲w
 中盤になり、威風堂々、疾風怒涛。
edge
 初期の頃の曲は普遍的な言葉が多く、男性には辛い言葉が多いですね。
 「貴方なしじゃ 全て終れば いいのに」
シャイン
 あれ、この曲ってデビュー曲でしたでしょうか?
 髪を振り乱す姿にまたロックを感じます。
BORDERLINE
 刃物を首筋に近づけるかの様な鋭利な緊張感を強いられる曲です。
 息を吐き出しながらの独特の歌い方が顕著です。
 ラストの鬼気迫る歌い方は必見です。
守ってあげたい
 この曲を大好きと言われてなんだか安心します。
 叙情的な世界観にそれまでの雰囲気が和らいで
 ライブが終わりに近づいている事を感じます。

 名曲です。
 この曲のタイトルが「道」ではないのが不思議です・・・。
King of Solitude
 そして彼女の曲の中で最も優しい曲に癒されて取り敢えずの終了です。
 「癒し」という言葉は近年あまりに軽薄に使われ過ぎているきらいがありますが
 この曲の言葉一つ一つが心にコトリと落ちて来る感覚、
 未聴の方に味わって頂きたいです。

月光
 もはや説明不要の大ヒット曲ですね。
 かぐや姫の曲とか色々想像させてくれますが、
 各々の感性で自由に感じてその声量に酔いしれましょう。
Castle・Imitation
 彼女か紡ぎ出す不思議な言葉をじっくりと堪能できる荘厳な曲です。
 何故「城」なのか、本人も「曲のイメージが城だったから」とどこかで
 語っていました。
 「生きて」
 と訴えかけるこの曲、決してメジャーでは無いかも知れませんが、
 どうしようもなく名曲です。


スタッフロールの最後に、彼女がライブの時にステージに置くという
マリア像が写っていて良い感じです。
で、オールプレイで最後まで見きると出てくるメニュー画面が
このマリア像になっていて、ボーナストラックが見れます。



何年も前のライブになりますが、時代を超えて輝き続けるパワーに溢れています。

鬼束ちひろとスタッフに感謝!