2003年、新妻となったジェシカの3枚目のアルバムだ。23歳という若さにも関わらず大人の色香がただようヴォーカルは、セクシーかつソウルフル。ダイアン・ウォーレンが彼女のために書き下ろした「スウィーテスト・シン」を筆頭に、アメリカを代表する若手ポップ・ディーヴァに成長したといっていい歌声で魅了してくれる。
デビュー時のフレッシュなアイドルぶりとは一変、結婚という人生の転機が彼女のヴォーカルにいっそうの深みを加えていることがうかがえる作品だ。アーティストとしてもプライベートでも充実のジェシカに乾杯!(山崎智之)