アメリカの魂
★★★★★
「カントリーがいいなあ」、なおかつ「エネルギーが充満している音楽が好きだ」というひとにはお勧めDVDです。カントリーロックがどうのとかいうよりも、ただ見ているだけで「メラメラ燃えてくる」というか。決して都会的ではなく泥臭いんだけど、テクニックは抜群の若者集団「オールマンブラザーズバンド」の音のシャワーを浴びて、日頃の憂さを吹き飛ばしてください!
ファンは必見かも
★★★★★
昔からオールマンが大好きだったが、今回、初めて映像を見た。バンド低迷期だったかも知れないが、大所帯のサザンロックのライブサウンドを余すことなく楽しめた。泥臭いオッサン達なのだが、ワイルドかつ、繊細な演奏をする彼らには感服。メンバーの構成のウンチク等はぬきで楽しめるはず。グレッグのボーカルは相変わらず渋すぎ、ディッキーのプレイも冴えてる感じがした。動くオールマンを見たことが無いファンは買い!画像、音質もGOOD!
最高の記録。
★★★★☆
アリスタ時代のラインナップで行われたライブの記録。スタジオアルバムが余り良くなかったし、時代のせいで余りインフォメーションもなかったので期待せずに見たのだが、意に反し結構良い出来で驚いた。来日も無く、映像としての記録も殆どない中でのリリースなので感激したのを覚えている。昔流行った”MTV”という番組でも30分の特集が組まれ、この映像が流されたのだが、感激し食い入るように見た。構成として屋外ライブ、キャピトル・シアターでのライブ、ホテルジャム、インタビュー、スタジオライブと多岐にわたり、リラックスした中にも緊張感のある素晴らしい内容になっている。ダン・トーラーも素晴らしいギターを弾き、売り物のツインギターの世界を見事に引き立てている。星4つの理由として!余り良くない時代のオールマンが映像でよりはっきり伝わってくる。とにかくグレッグが元気がない。ディッキーが元気なのだがその分グレッグをいじめているようにも見えてちょっとがっかりしたというのは考え過ぎだろうか(そういう部分が分かると言うのがDVDの良さなのだが)。それとマイクローラーは良いのだがやはりシンセサイザーはこのバンドには似合わない気がする。この手の作品は記録としての映像が第一なのだがサウンドも負けていないし構成も独特で、作品として素晴らしい出来栄えだ。星5つに限りなく近い4つ。楽しい。