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北の国から Vol.1 [DVD]

価格: ¥4,179
カテゴリ: DVD
ブランド: フジテレビ
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   20年以上に渡って断続的に製作され、2002年に完結した国民的ドラマの、1981年開始の原点となる連続TVドラマ作品。
   東京に暮らしていた黒板一家だったが、妻・令子の浮気がきっかけで夫婦は別れ、夫・五郎は令子の反対を押し切って純と蛍、2人の子どもを連れて、若い頃に自身が逃げ出した北海道の富良野へと移住する。子どもたちにとって全身で感じる大自然と、都会に比べてあまりにも不自由なそれに対する反感、それに伴う父と子の葛藤、令子の子どもたちへの思い、そして彼らを取り巻く人々自身の人生のドラマ。自然は必ずしも優しく人間を受け入れてくれるわけではなく、人間も必ずしも正しく美しく生きられるわけではない。それでも強くたくましく、時には滑稽でさえありながらも生き続けていく姿を描ききった、TVドラマ史上に残る傑作。(田中 元)
純は天才 ★★★★★
20年前のドラマな訳だけれども演出的には全然古さを感じない。と言うかむしろこんなドラマを作っていたフジTVがなぜ今あんなことに?!って感じなんだけれども。

ともかく、出てくる人間が全員弱くて卑怯者と言うとんでもないドラマなのだが、この弱さ加減が「人間を描いている」とか言われちゃってる理由なんだろうか。そりゃ富良野塾に女々しい人間が集まる訳である。

状況劇場に集まるようなタイプの人間がいいとは言わんが、富良野塾はどんなメジャーも排出していないってだけで分かる部分がある。

昔々、『冷血』って消防士しながら出張して連続殺人してた清田って殺人鬼をモデルにした映画で清田役を演じた大根役者(彼以上の大根を見たことがない)が富良野塾へ入れてくれと倉本聰の前で切腹して見せた、と言う事件があったがまさにそれなのであった。『北の国から』で出てきた五郎の丸太小屋も先日本当に全焼したらしい。富良野塾はそんな世界でできている・・・・ようにしか見えない。

って、倉本聰や富良野塾や北海道の農業の実態やらそう言う背景に目が言ってしまうのが、長期間に渡るドラマの難点なんだけれども、ドラマはとにかく純に釘付けであった。

おやぢ殺しの蛍もよかったが、純の情けなさの爆発は尋常ではない。まさに天才。どーなってる?ってくらいの天才である。子役がうまいと役者全員うまく見えると言う大人全員役得ドラマ。ガッツ石松さえうまく見えると言う錯覚ぶりだ。
DVDで見直したい作品 ★★★★☆
DVDでの観賞は「字幕あり」「字幕なし」が選べますので
セリフが聞き取りづらいシーンでは、ありがたいです。
第一話の冒頭のいしだあゆみさんのセリフから聞き取り不能に
なった私にはDVD版は必須です。

1巻につき2話分しか収録されてないのが少し残念。3話くらいだとよかった。
懐かしい昭和の時代 ★★★★★
この北の国から1巻を見ると懐かしい昭和の時代にタイムトリップしてしまいます。特にこの時代、純や蛍と同年代だった人にはあの頃の東京の町の風景や純が乗っていた自転車、洋服などストーリーももちろん素晴らしいのですがその周りを取り巻く物全てに懐かしさを覚えずにはいられないでしょう。ストーリーでは純や蛍が自然の中で成長していくだけではなく、五郎もいろんな迷いや間違いをおかしながらも徐々に子供との関わり方を学んでいく様子が克明に描かれています。ところどころ笑いもありで本当に楽しめます。
巨大なドラマの始まり ★★★★★
「北の国から」が完結したいま、改めて振り返ると、数年おきに放映されたスペシャルドラマ版は五郎と純・螢の関係を濃く描いた「親子の物語」であったのに対して、この連続ドラマシリーズは確かに親子の話を軸にはしているけれども、それより深く、五郎と令子の関係をその根底に据えた「男と女の物語」だったんだと思う。五郎だけではない。草太も、つららも、雪子も、それぞれが男と女の悩みを抱えている。
まだ小憎らしい純、そしてどこまでも健気な螢、二人ともとても可愛らしいけれど、これはやっぱり大人のドラマだ。主役は、あくまでも五郎。後年の、全てを優しく受けとめる聖人のような五郎ではない。まだまだ若くて脂ぎっている、一人の「男」としての五郎がそこにいる。

オープニング、東京、!喫茶店、その店内に激しく流れる「モルダウ」、座った目をしている令子。北海道、ゆるやかに流れる空知川、それを見つめる五郎のどこか物憂い目・・・壮大なドラマの幕開けが、こんなにも暗いものだったということに驚かされる第1巻。この連続ドラマシリーズを見ずしてスペシャルドラマ版で涙することは許されないでしょう。

いつまでも色あせない物語 ★★★★★
先日、富良野で「北の国から」の舞台を旅し、もう一度最初から見直してみようと思って購入した。

最初、田中邦衛がまだ若く、中嶋朋子・吉岡秀隆がほんの子供でタイムトリップした感じになるけれど、すぐストーリーに入り込め、違和感を覚えなかった。しかし、中嶋朋子・吉岡秀隆の子役としての天才ぶりには改めて脱帽。純・吉岡秀隆と父・田中邦衛のぎこちないやり取りにきゅんとなった。

ちょっと元気のなくなったときに、“一生懸命生きている”ってことだけで素晴らしいんだ!って思えるような本当に素敵な話です。

母へのプレゼントに購入させていただきま… ★★★★★
母へのプレゼントに購入させていただきました。時間があると見て感激しているとのこと。