私はスケバン刑事の中ではこのシリーズが1番好きです。笑いあり、感動ありの素晴らしい作品です。

1986年から１年間放送された、東映アイドルアクションテレビドラマ、「スケバン刑事」シリーズ第三弾！！
3代目スケバン刑事・麻宮サキとなる風間唯、結花、由真（名が芸名とおなじ）の風間三姉妹の、
友情、唯の青春と成長、父の死と敵・オトヒや、般若などの謎を描く。

超人気「スケバン刑事」シリーズに、東映アクションテレビドラマの伝統路線、
そして、忍者テイストを取り入れた新機軸、アクションと独特のストーリー展開が面白い！！

絶頂期のアイドル浅香唯を主人公に、大西結花、中村由真が三姉妹として共演。
おニャン子クラブの福永恵規も、暗闇機関のエージェント（くの一）で出演し、
1st主題歌「ハートのIgnition」も歌うという、
アイドルテレビドラマとしては最強の布陣！！
担任教師役、萩原流行の演技も面白い。

俺たちの青春時代、'80年代のアイドルの世界に、どっぷりはまれます。
特に、ピークを迎えつつあった絶頂期直前の浅香唯がイイ！！

しかし、よく考えるとスケバンで、特命刑事、さらに忍者って凄い！！（＾＾；）

1986年の放映時にリアルタイムでみて以来、
久々の観賞になりますです(^_^;)

今回のDVDシリーズは、初代第1巻、2代目第1巻、3代目第1巻、
初代第2巻、2代目第2巻・・・と変則的なリリースなのが
気になりますが、各シリーズ間の個性を比較する点では
好都合かもしれません。

それで、今回の第3作ですが、前2作に比較して、

主役の3人ともアクション面で非常にがんばっていると思いました。
前2作はカット割りでアクションをごまかしているところがあり、
それはそれでうまいのですが、
今回はわりと長めのカットでもしっかりとアクションしています。

とくに浅香唯は金網に飛びついたり、木に登ったりと
たいへん元気なところをみせています。

運動神経がかなり良かったのではないでしょうか(^^)
実写版セーラームーンの人たちにも見習ってもらいたいと思いました。

本来のストーリーはシリアスなのですが、
ユーモアにも優れていて、とくに唯と由真の姉妹げんかは見物です。
それ以上に見物なのは結花ねえちゃんの仲裁ですが・・・(^_^;)

例によって画質は良くありませんし、

音質もいただけない部分が散見されますが、
アイドルファンならずとも、
この三人姉妹をみる価値は大いにあるでしょう。

小猿のような（失礼）、風間唯のアクションがいいと思います。由貴、ナンノのサキよりも小柄ですばやい動きが魅力的です。

はじめはこんなのサキじゃないーと、思っても見ているうちになんだかハマってしまう。おそるべしスケバンワールドです。

最高ですね。