優作と雅俊のファンならぜひ
★★★★☆
松田優作と中村雅俊のファンにお勧め。刑事ものでストーリーは70年代に一般的かと思うが二人のかっこよさが見どころ。
いつか街で逢ったなら
★★★★★
俺たちの勲章といえば中村雅俊の《いつか街で逢ったなら》を思い出す。なぜなら自分の小遣いをはたいて初めてシングルレコード(45回転で3曲)を買ったからだ。中村雅俊といえば、われら青春で知った役者で、いきなり先生役から刑事役になりあまりのギャップに子供ながらに抵抗を感じた記憶がある。だが、優作と中村雅俊の掛け合い漫才のような会話とワイルドな優作の演技にくぎづけになり、毎回欠かさず観たものだ。この頃から優作ファンになり大人になったらサングラスをかけ、優作のような男を夢みていた。が、現実は・・・今回、Blu−rayになり全3巻ということで購入をきめた!今度は《大都会パート2》をBlu−ray化してもらいたい。
トランザムのテーマ曲に涙(笑)。35年前の横浜へタイムトリップ。
★★★★★
松田優作と中村雅俊の刑事もの、簡単にいえばそういうドラマだが、今となっては35年前の横浜の風情が何と言っても魅力的だ。みなとみらいなどまだ影も形もない「三菱ドック」から、重厚な旧横浜駅、工場の並ぶ西口五番街、バンドホテルから見る紅白のマリンタワー、貨車が横付けしている赤レンガ倉庫、歩行者天国になる前の伊勢佐木町、おしゃれに生まれ変わる前のハマボール&新横浜駅など、古くから住む横浜市民には堪らない(笑)ノスタルジーだ。そんな横浜をスタイリッシュに撮り、主演ふたりが暴れまわる本作は、もう毎週欠かさず観ていた。本作が後のTV作品に与えた影響は大きい。「バディ刑事もの」を定着させたのもこれが最初だろう。ちなみに同じ横浜が舞台の「あぶない刑事」のタカ&ユージの名前も本作から採られている(中野祐二と五十嵐貴久)。東宝と東映という大ライバル社が、名前を受け継ぐのもいいよねえ(笑)。まだ中央線内でタバコが吸えたり、その吸殻投げ捨てがカッコよかったり、街中での拳銃ブッ放しなど、現在の放送コードからいえばNGばかりの内容も懐かしい。それとトランザムのテーマ曲!これを7回も聞けるのが嬉しい。今聞いても素晴らしい曲で、思わず涙してしまった(笑)。HDとしては物足りない画質&音質ではあるが、本作にはそんなものは必要なし。当時の雰囲気そのままに収録された7本は、そのまま宝物になる1枚だ。文句なしの5つ星です。
わが青春!
★★★★★
丁度高校生の時でした。大ファンの優作と雅俊が共演!TVガイドか
なんかの記事でこれを見た時は正しく夢のような感動を覚えました。
番宣写真で長身の二人が歩く姿には「かっこいいーっ!」と感激。
特に優作が髪を短くしていたのが印象的でした。
あれから35年。レンタルビデオや再放送の録画で観た回数は数知れま
せん。何度観ても飽きません。殆ど台詞も覚えているほどになりまし
たし、マニアックなところではオープニング映像の違いもきっちりと
把握しています。
そこへ!なかなかDVDが高価で手が出せずにいたのですが(と言うか、
ここしばらくは「太陽にほえろ!」を重点的に買ってましたので)、
お買得感のあるブルーレイで発売されました。これだとばかりに即刻
Amazonさんで予約させてもらいました。しかも3巻とも。正直、太陽
がそうなんですが、それほど高画質、高音質には期待できません。
が、「そんなの関係ねえっ!(古っ!)」であります。この年末年始
はぜひブルーレイで楽しみたいと思います。オーバー50歳のオッサン
としては多少恥ずかしいのですが・・・。なんせ俺勲は私の青春その
ものでしたから。