不振に苦しむ川浜高校ラグビー部の相談相手になるためにも
「自分達が同じ経験をしないとだめだ」という想いから
浜っ子クラブを発足。仲間には賢治を苦しめた番長水原の姿も。
日本のスポーツは学生や実業団、自衛隊だけという当時の世相まで浮き彫りにされているが、現代の企業スポーツの終焉を暗示しているような、これからは普通の人が地域でやるスポーツこそが本当のスポーツ、
楽しむことが重要というテーマが強調されていました。
他人の痛み、苦しみを思いやり、暴力に敢然と立ち向かう勇気は素晴らしいものでした。しかしその後に残された妻夕子(和田アキ子)の最愛の家族を失ったときに発するひとつひとつのセリフに、本当の悲しみを感じました。
「昼間は気がまぎれるが、夜になってひとりになると・・・」
これは本当に家族を失ったものにしかわからない。
スクール☆ウォーズ全26話の中でも極めて現実に起こりえるテーマとして改めて見直しました。
ドラマ前半部は,ラグビーもろくに
できず,不良たちとの闘いが続き,
少々飽きる展開とも言えるのですが,
後半を盛り上げるための助走ということで
納得しています。
後半の感動を楽しみに集めています。