グルベローヴァの夜の女王はやっぱり凄いぞ!!!
★★★★☆
アライサは、やっぱりモーツァルトが得意だなーと思う。今は亡き、ルチアポップのパミーナも、とても繊細かつ上品で、とても素晴らしい。そして、なんといってもグルべローヴァの夜の女王。神秘的な顔立ちといい、そのテクニックといい、難曲をいとも簡単に歌ってみせるところが凄い。たしか、テルツ少年合唱団の三人の童子だったと思うが、ウィーン少年合唱団の発声とはちょっと違うが、とても良かったと思う。いわゆる、頭声ではなく、生の少年の声といった感じ。私自身、ウィーンで声楽を習ったのだが、私は、テルツの方が好きだ。クルト・モルの低音はさすが。サヴァリッシュは、相変わらず、中庸という印象。全体的には、素晴らしいキャストを揃えたなーという感想です。自分が、コロラトゥーラなので