鈴木組の佳作「八月の幻」のプロローグ的作品
★★★☆☆
本作は、イメージヴィデオではない。「映画番長」篠田昇と、鈴木浩介監督が仕掛けた「アイドルシネマ」の第1弾である。そうはいっても、仲根かすみの映像が延々と続くため、これだけ観ると、少なくとも篠田昇の凄味は感じられない。しかし、本作を観たひとはぜひ「八月の幻」も鑑賞してほしい。このアイドルシネマシリーズは合計4作が作られたが、「八月の幻」はその中でも圧倒的な映像力で魅せる作品だ。同じ尾道が舞台なのだが、水橋研二の友情出演も、この本篇への伏線になっている。脚本は違うのだが、イメージとしては完全につながっており、前後編のように作られている。中根かすみは、顔立ちが「凛」としているのがいい。女優としても可能性があったと思うのだが、結婚により引退してしまったのが残念である。篠田昇と2度に渡って組んだ主演俳優はそうはいない。逆にいえば、蒼井優レベルになったかもしれないのに、ということだ。作品は星3つ。
尾道の情感たっぷり。
★★★★☆
ストーリー仕立て。尾道の情感たっぷり。
+おまけメイキングの仲根かすみちゃんも可愛い。
白いビキニのかすみちゃんが良い。物足りない。
映像作品っぽい
★★★☆☆
アイドルのDVDといえば水着や楽しく遊んでいるところを撮るものだが
これは映像作品として仕上げています。
仲根かすみをテーマに映像作品を作ったというべき印象ですが
それが正しかったかは疑問に感じる点があり、
ファンとしてはやはり遊び心のある作品のほうがいいですね。
白ビキニで風呂につかるシーンはなかなか見所でした。