私はもう少し多くの事例を掲載して欲しいと思うのだが、他のデータベースの書籍のように、電話帳のような厚みになってしまうのも困りものだが。
不満点は、データベースを公開した際のセキュリティ上の問題点や CDMLに関しての記述がなかったこと等か。
ある程度、力量がついて、もっとファイルメーカーを便利に使いたい、データをもっと便利に使いたいという人は、書店で一度目を通して、必要になりそうなら購入しても良いのではないでしょうか。
特に後半以降に記述されているクライアントサーバー利用、DBMSとの連携については、その注意点やテクニック等は大いに参考になりました。
なお、CDMLに関しては網羅されていませんが、続刊で取り上げられる予定らしいので、大いに期待したいと思います。