考え方の本
★★★★☆
具体的なテクニックも事例紹介も少なめ。本書のメインは、整理整頓の考え方教育。捨てることを基本に、「捨てられない」症候群の人の決断の手助けになるチャートなど、整理整頓について考えることを放棄している人間が、整理整頓について考えるきっかけにしやすい事柄が満載です。
「暮らしやすい状態は個人個人によって違う」ことを念頭において、暮らしやすい状態とはどういう状態であるのか、と具体的に考えることができるヒントが沢山あって、分かりやすく解説してあるので、小手先のテクニックは沢山知ってるけどなぜか片付けられないという人間にとっては非常に役立つのではないかと思います。
本書にも書いてありますが、殆どのことは捨てることで解決するんですけどね(身も蓋もない)
もう一歩。
★★★☆☆
基本的には女性向け、
特に「働いている独り暮らしの女性」を、
ターゲットにしているような気がする内容です。
・無駄なものを減らす。
・出し入れの手間を減らす。
ということなのですが、
この本の内容自体は無駄が多い様な気がしました。
もっとシンプルな書き方をした方が良かったような気がします。
「外出ハンガー」と「キッチン収納法」は実践しようと思いました。
評価は星3つです。
整理とは
★★★★★
整頓とは、キレイに見せただけの片付け。
整理とは、裏づけのある片付けを言う。
飯田さんは言う。
だから、この本のタイトルには、整頓という文字がないのです。
整理をするには、5つの要素があるといいます。
それを意識的にやるか無意識的にやるかが、整理ができているかどうかのポイントになっているといいます。
1.物を持つ基準を決める。
2. 不要品を取り除く。
3.置く位置を決める。
4.入れ方を決める。
5.快適収納の維持管理。
この5つを行えば、整理がうまくいくということです。
これを買ったあとは、飯田さんの本も含め、収納術の本を買っていません。
★★★★★
この本、今、蛍光ペンの傍線と、付箋だらけです。
何度も取り出しては読んでます。
まだ部屋は汚いですが、ふたつ、良くなったことがあります。
1.買い物をするときの心がけが変わった(ホントに必要か?これ、うちのどこに置くの?と自問する)
2.物を捨てるやりかたが変わった(全部いっぺんに片付けようとするのではなく、不要と思うものだけを、そっと抜き取る)
これを買ったあとは、収納術の本を買っていません。飯田さんの本ですら、買ってません。
今となっては似た本がいっぱい
★★☆☆☆
いま整理術、収納術の本は多数あり、本書は今となっては目新しいことを言っていない。オフィスの整理、収納なら、他にもっと効果的な本が見つけられる。家庭の話に絞り、字を大きくし、イラストや写真を多用するほうがよかったのではないか。特におすすめしない。