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新学期

価格: ¥1,027
カテゴリ: 単行本
ブランド: 河出書房新社
Amazon.co.jpで確認
夏休みのあと ★★★☆☆
主要人物の年齢は中学生と若干上がり、季節は夏以降ということでか、切迫した世紀末的な背景はなく、ノスタルジックな日本の古都・・・まではいかないだろうが歴史ある地方の町を舞台としたストーリー。

最終的に主人公と兄の結末?は書かれておらず、主人公と同じクラスの少年2人の三角関係が、甘酸っぱい、と思えてならない。
なぜだかなつかしい ★★★★★
内容紹介の「少々手荒な歓迎を受ける」のくだりですごい陰湿な展開だったらどうしようと心配していたのですが、バイオレンスな感じの作品ではないです。
同じく心配してる方はご安心ください。(笑)

登場する少年たちが不思議&クールで魅力的です。
なんだかなつかしい気持ちになりました。

読みやすく、ストーリーも気になり、あっというまに読んでしまいました。
帯にだまされた ★★★★★
まず、帯からいかがわしい(笑)「今夜僕だけの兄になって呉れますか」なんて…まず腕に覚えのある女の子が想像するシュチエーションは一つなはず。だからジャケ買いをしちゃった…だけど中身はむしろ少年同士の恋愛で、主人公のお兄ちゃんはあまり主筋に絡まないし、何よりノーマル(笑)作者の長野まゆみさんが「みんなあれ(帯)にだまされちゃった(笑)」と別誌でおっしゃってたし…まあ帯に作者と出版社の不穏な思惑を感じますが、少年愛風味は存分に楽しめたので、星四つ☆
綺麗なお話・・・・ ★★★★★
綺麗だった。この本に出会うことが出来て良かったと思います。
私はこの本を図書館ではなく保健室で見つけました。
最近・・・『今』という生きている中でどうしょうも出来ないことが
私を苦しませていました。苦しかった。未来なんか待っていたら、
きっと私はどこかで壊れていたことでしょう。でもこの新学期に登場する少年たちは、過ぎていく時を惜しむかのように、友達と沢山の時を
ともにし、物事を自分で考えながら大きく成長していくのです。
出会いとか、笑い、悲しみ、驚き、そして別れ、生きているからこそ出来ることだと気ずくことが出来ました。
私頑張ろうと思います。この本に出会うことができたから。
驟雨のように通り過ぎる、もの。 ★★★★★
いつ毀れるかわからないものや人、お互いの関係。
それが毀れることをを恐れながら、しかし受け入れようともする
少年たちの姿が果敢なく切ない。
また、町並みや、季節の移ろい、天気や色・音が美しく描かれていて、
読みながら、見たことのない景色に何故か懐かしさを覚えてしまう。

読後、ふと今いる場所が何処か忘れてしまいそうになる、

そんな一冊でした。