ブラック・ビスケッツに提供した「スタミナ」をはじめ、6曲を収録したミニ・アルバム。にぎやかなパーティー・チューンに仕上げた「スタミナ」や、アコギと打ち込みを融合させたエレクトロニカ風の「penny rain, rainy pain」、ダンサブルなエレクトロ・ファンクの「Love Line」ほか、どれも打ち込み中心の凝った音作りだ。
ややヴィブラートのかかったヴォーカルも相変わらず冴えていて、特に「C65 BeachHotel」でのファルセット・ヴォイスは絶品。ポップス・クリエイターとしての彼のセンスが全編を通じて炸裂している。(小山 守)