真澄とレオン
★★★★☆
SWANを夢中で読んだ世代です。
いきなり真澄とレオンの娘、まいあの登場に驚きましたが、二人があれから
永遠のパートナーになったんだとうれしく思いました。
今作では娘まいあの成長が主体になっていますが、やはりSWAN世代からの
リクエストが多いのでしょうか。
回を重ねるごとに、SWANの登場人物がちらほら出てくるようになりました。
まいあのパートナーせい君が真澄のライバルだった青石薫の息子だったり。
2006年冬号では、とうとう柳沢葵が登場(^_^)
まいあに「葵おじさん」と言われ、やんわり「おじさんはやめようね」と
訂正するところがおもしろかった。
そして、今でも真澄を見る目がやさしく、ちょっとせつないのは
まだ気持ちが残っているのか・・・?
またレオンが若いダンサーから憧れの目で見られているのも時代の
流れを感じます。
SWAN MAGAZINEは「まいあ」だけでなく、現在活躍中のダンサーも
多く取り上げてくれます。
バレエの綺麗さだけに目がいき、ダンサーまで詳しくなかったので
いろんなダンサーを知ることが出来るのはうれしいです。
また毎回ひとつのバレエを取り上げ、テーマなどを深く掘り下げて
解説してくれるのもありがたいですね。
まだ実際に見に行く機会はありませんが、テーマや解釈などを
予習していくと楽しく見れる気がします。