身体の中身が液体や柔らかいものだと
イメージしたことありますか？

　自分の身体は固いものだという間違った(?)
認識を、変えるきっかけになってしまうかも
しれないのが野口体操。

　本書は、野口体操に興味が出てきたが、
レッスンには参加できない人には最適な入門書
だと思います。(私は、野口氏の言葉をいきなり
理解するのは少し困難と感じたのですが･･･)
基本的な考え方、基本的な体操の例(約10個程)
などを一般の人向けに分かりやすく解説・紹介が
されています。

　身体のあり方として鍛えすぎでも、柔らかすぎ
でもない中庸の大切さと、自分の身体の歴史を
変えるのには時間が必要なこと(そして、継続
すること)もきちんと説明されているところに
好感が持てます。

　レッスンに参加し体験することに勝る学習は、
ありませんが本書は本当によい入門書になって
いるかと思います。(野口体操に関連する書籍で
あれば、まず羽鳥氏の本から読んでみることを
おすすめします。)

野口のからだのイメージは具体的だ。皮のふくろであり、ふくろのなかみはゲルである。ゲルの中に筋、骨、内臓、脳がうかんでいる。皮をとおして、地球の中心とつながっている。からだはどんどんうすくなる。しぜんに動く。皮と皮がせっするぶぶんは　れんけつしゲルが交流する。
ああ、ふしぎなせかい。いたみもなく、重力にさからうこともなく、ゲルは水平面にはりついていく。
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一日、自宅で生活する。
本を読み、野口体操の影響で　イメージした　からだを動かす。筋肉の痛みは感じないですんだ。野口三千三氏の　身体再発見の　言葉は　新鮮である。からだとそのうごきのイメージ。斬新である。地球の中心と　おのれのからだを直結してとらえようとする。→新しい　自己の発見。ゆるませる。動かす。
これだけ　会得しただけでも　今日は凄い日であった。