内容は、３００ページの内１００ページが針治療やホメオパシー治療についてやや具体的に、１７０ページが動物と人間との精神的なつながりについて多くの具体例をあげて書かれています。
上記二点について興味がある場合には面白い本だと思います。

人の信用を勝ち得るには、それなりの根拠が必要となるもの。
この本も、漢方、鍼灸、ホメオパシーなど、種々の代替医療的な分野を紹介しているが(著者の経験談)、最後に進むに連れて超自然的な書き方に変わっていったのが勿体無い点。
実際には著者のやり方で治っているのだが、それを神の奇跡のように書き連ねては信憑性も下がるというもの。

広く非西洋医学を取り揃えており、今後の獣医療の一つの指針となることを願いたいので、3つと迷ったが星は一つ増やした評価とした。