インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

道具にヒミツあり (岩波ジュニア新書)

価格: ¥861
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
Amazon.co.jpで確認
本にヒミツあり ★★★★★
何気なしに使っている身近な道具をうまく使いこなすことができるには、
ヒミツがあった。
そのヒミツをわかりやすく解説している本である。
身近になるものが使いやすくすための工夫がちりばめられている。
結局、作り手の絶え間ない努力とそれを支える発想の豊かさがある。
1つ1つの話には納得できる。

「現代の名工をたずねる」話しは、
職人の心意気を感じる。

やっぱり、ものを大切にしていく気持ちも醸成されるだろう。
一読してみよう。
きっと、人間の生き方までも読み取れるでしょう。
きっと、生きるヒミツやヒントを得るでしょう。
素晴らしい世界が目の前に広がった…そんな感じです! ★★★★★
眼鏡のレンズ、ファスナー、シャーペン…日常どういうこともなく使っている品々、ここに実は
さまざまなヒミツがあったのですね。
このヒミツのおかけで、便利に快適に使いこなすことができているのでした。
技術に科学は欠かせませんし、ともに作用し合っているのでしょう。
それを難しく説いているのではなく、科学オンチの私にも手にとるように理解できる素敵な本です。
本の中でも少し出てきますが、使い捨ては好ましくないと思います。
どんどんリサイクルが可能な「ヒミツ」もこれからたくさん開発されていくといいなと思いました。
大きな「はこもの」よりも、こんな一冊の方がよっぽど「ものづくり」の理解につながる気がする。 ★★★★★
 ボールペンの球のような小さい玉をどうやって作るのか、一番長いファスナーはどのぐらいの長さがあるか、などなど「豆知識」のような部分もあるが、それで終わらないで、「つくること」「技術」を考えさせてくれる読み応えのある一冊である。
 微細加工技術の話、航空機の技術を生かした自転車の話、オリンピックでメダルを総なめにした砲丸の話等々、どれにも努力やアイデアがあることがよくわかる。ふだんただ便利に使っているだけのものに使われているいろいろな技術、特に日本の技術がこんなにあるのか、ということを知るだけでも面白かった。
 
 最後の章で、機械要素技術展(リード・エグジビション・ジャパン主催)が紹介されていた。ものづくりの基本となる技術展だそうである。2007年は参加企業1300あまりで、例えば直径0.03ミリのドリルと、それを動かす機械などが展示されていたとのこと。小規模の工場が、小規模の工場でも使えるものを互いに出し合っていたりもするようである。本書のような本を読み、このような展示でも見に行けば、下手な「はこもの」にお金をかけるよりも「ものづくり」をやってみたい、と思う若者も増えると思った本である。

 「ジュニア新書」の中でもよく書かれた一冊に入ると思う。おしむらく、は表紙がもう一つ内容の面白さを引き出していないような気がすること、か。