今まで短編色の強かった『DOLL』ですが、ここにきて全てが繋がりました。読み返してみると、「あぁ、ここにこの伏線が張ってあったんだなぁ…」と、ちょっとした謎解き感覚も味わえます。
一番多く登場した改造屋の正体もここにきてようやく明らかになりました。最後は意外な結末となりましたが、大満足の1冊です。
DOLLの感情はつくりもの。でもDOLLが与えた感情は本物…。まさにそうだ!と思いました。まだ読んだことがない方は、ハンカチを片手に(涙出ますから)是非1巻から一気に読んでにてほしいな…と、思います。