入力方法は手書き入力とタイプ入力に対応しているほか、音声入力、Webページの情報をドラッグ・アンド・ドロップで貼り付けることも可能。収集したファイルのあった場所やWebサイトアドレスも同時に取り込まれるので、参照先として後から簡単に利用できるのが便利だ。
保存した手書きメモやそのほかのデータは、文章やパラグラフ単位で手軽に移動・再配置・分割・結合することができ、さらにそれを必要項目で素早く検索してWordやPowerPointで再利用することも可能だ。録音したデータに関しては、録音と同時に入力したメモをキーにして、聞きたい部分を頭出しする機能なども用意されている。
このほかにも、ファイルに名前を付けて保存先を指定する手間がかからないページ管理機能や、書き込まれた情報を自動的に保存する機能など、使いやすい機能を多数搭載している。紙に書くという自在性と電子メディアの利点を組み合わせた本タイトルは、デスクトップPCやノートPC、タブレットPCで利用できるので、仕事場や学校はもちろん、自宅や出先など場所を選ばずに情報を収集、活用できるツールである。(秋月昭彦)