どんな教材を使ったところで最終的には自分の努力しかないのが現実だと思うのですが、だからこそ、継続する事に負担を感じないかどうかが重要になると思います。
自分を追い込める人はそもそも難しい教科書だけで覚えられるわけですから、こういった教材に頼る時点で求めているものが違うんだと思うんですよね。

それはそういった観点では非常によく出来ていると思います。

一度納品したフレーズをランダムに検査して不合格になると印が付いて返品されるという発想も面白いですね。
本編で解くよりも検査の時の方がヒント使用の基準が厳しくなっているので、実はよく覚えていなかった事がわかるけれども、戻されたフレーズは本編の基準でまたすぐに納品に出来ますから、ストレスは一切感じずに、苦手なフレーズは何度も繰り返し確認出来る仕組みです。

自分は英語が嫌いなのですが徐々に英語が好きになって少し難しい事にも興味が沸いて来そうな予感がしています。

海外旅行する度に「もっと英語で話したい！」と痛感するものの、いまさら単語や文法・構文を学ぶのはめんどくさい、という私がハマったのがこれ。
学生時代から英語は嫌いだったため、参考書を見るのも嫌なのです。
ちなみに話題の「えいご漬け」や「瞬脳」も買ってみたけどすぐに飽きてしまい、全然手をつけていません。

私には難しすぎる、というか、ここに出てくる英文をすべてマスターしたところで、「試験に対応するための英語」は見についても「日常会話」とは違うような気がするんです。
「English Factoryきょうの英語」は、でてくる例文がすべて本当に日常会話そのもので、実際に使ってみたいと思えるものばかりです。

なので、真剣に覚えたくてついつい夢中になってしまいます。「次はどんな例文が出てくるんだ？」って気になってなかなかやめられない時も。
今は毎日２、３項目ずつやっていますが、もうすぐ全部クリアーです。でも、完璧に暗記できるまで何度もやりたいと思ってます。
これをマスターすれば、これまで難しいと感じていた文法書もとっつきやすくなるかも…？
デザインもポップで可愛らしいのでおすすめです☆

使用されている英文はナチュラルで発音も良いが、問題はシステム。

「たな卸し」と名づけられた機能は、「正解した問題」を再度チェックすると謳われているが、一体何の意味があるのか？
学習では、正解できなかった問題を中心に復習することが重要だが、このあたりまえの観点にたった機能が一切用意されていない。
「えいご漬け」のように不正解の問題だけを復習することは残念ながら出来ない。

奇をてらって失敗しているソフトウェア。

もうひとつ、タイピング音や正解の時にならされる効果音、「Fantastic」などの掛け声も何の意味があるのか？英文の音を聞き取ることが重要なのに、このソフトを使って聞き取られる一番多い音は、この種の余計な効果音ばかり。「えいご漬け」ではこの種の効果音を切ることも出来るが、このソフトではそのような配慮は一切ない。

またモードはwritingのみで、dictationもない。

英会話業界に多い、やった気・分かった気にさせるためだけの商品か。英文とスピーカーが良いだけに残念。