私が小学生の頃の献立がいっぱいで懐かしさで胸がいっぱいになりました。
紙の材質も、においすらも何だかとても懐かしかったです。
一点だけ残念なのが、「これには載っているかな」と期待していたソフトめんのミートソースがけは見当たらなかったことでした。後は本当に食べた献立がたくさん載っていましたし、何だか給食室からただよってくる美味しそうな香りがしてきそうな本でした。

読物としても、レシピ本としても使えます。


私は小中学生当時、給食はあまり好きではなかったのですが、どういったわけかこの本を読むと懐かしさや当時の楽しさや思い出が蘇り、久々に給食食べたいなーなんて思いました。

多分、給食ってただの「食べ物」ではなくて、その周りの情景や友達、五感をも巻き込んだ思い出の一つであり、その人の一部であるのではないかと思います。

変なおかずや嫌いな食べ物に出会っていたのも、今思えば大切な事だったんだな…(笑)。


料理のページはカラーで見やすいです。
02年に中学校を卒業した私も知っている献立が多く、見て楽しく、作っておいしい本です。

懐かしい！味と共にあの独特の”ニオイ”まで
甦るようです。
それぞれのメニューに当時の給食のオバチャンのコメント
があり、また当時の”こどもたち”のコメントに
思わず吹き出したり・・・・。
大きく首を縦に振って　うんうんと
何回もうなずきながら　あっという間に読み終えました。
またすべてレシピが書いてあるので自分で再現も出来ます。
もともと、限られた予算内でつくられた献立なので
お財布にもやさしく大満足♪
私はワンタンの皮スープを作ってみましたが
一番輝いていたあの時代に
タイムスリップして来ました〜。

料理の一つ一つに著者や一般の人達や栄養士さんの思い出話がついていてとても楽しい！
特に一般の人達のコメントは短いのにとてもリアルで懐かしさがこみ上げてくる。
先割れスプーンや金属のお皿にこだわると、きっともっと楽しいだろう。

本書のメインは50品の給食メニューです。まず見開きカラーで写真があって、次の見開きでレシピと「みんなの思い出・栄養士さんの思い出」というコメント集がそれぞれ載っています。これをみているだけでも楽しいのですが、作り方はわりと簡単、栄養的にも良し、味も良し、と日々の献立に役立つものが多くあります。