WinｓXP 32bit と Wins７ 64bit の両方のOSで快調に動作しました。
完全バックアップ、データー復元に威力を発揮してます。

初めてのバックアップソフト購入でしたが、
内容、操作性、動作については全く問題無しです。
そんなに細かくあ〜だこ〜だ言わない人には良いかも
知れません。

　データの個別バックアップを取ろうとした。
ドライブの全てではなく、個別フォルダーのデータのみである。
バックアップの途中で止まってしまった。
CPUは使っていないし、ハードディスクにもアクセスしていない。
いくら待っても残り時間は減っていかない。
そこでキャンセルしようとしたらできない。
応答していないとの表示。
タスクマネージャーから中断しようとしても、タスクマネージャー自体を開けない。
スタートボタンも使えない。
ゆえに、Windowsのシャットダウンをできない。
電源ボタンを押してWindowsを終了しようとしてもできない。
最後の手段として、電源ボタンの長押しをして電源自体を切った。

　バックアップをしてデータを守ろうとしたのに、かえって壊しかねない事態になってしまった。

　ラネクシーのホームページを見てみると、すでにこの現象は確認済みのようだ。
しかし、修正のためのパッチソフトはいまだにアップロードされていない。
ホームページによると、全てのデータバックアップのときに現れる現象ではない様である。
私の場合は、大きいサイズのビデオデータがあったり、一度に大きいサイズのバックアップを取ろうとしたことが原因のようだ。
ちなみに、今回バックアップしようとした総サイズは、約640GBぐらいである。

　また、ドライブ全体のバックアップをする分には、フリーズはしない。
ドライブ全体をバックアップしても個別のファイルを復元することは可能である。
よって、最初から個別ファイルのバックアップを行うのではなく、ドライブ全体のバックアップを取るべきだろう。
そして、必要な時に個別のバックアップファイルを選んで復元する使い方をすべきソフトなのだろう。

初めに。前バージョンの「2009」で特に不便や不都合の無い方は、無理に乗り換える必要は無いかと。代理店のHPに「今まで動作していた環境でも、動作しない場合が稀にあります」という但し書きがあったりします。アップグレードインストールの場合は、前バージョンはアンインストールしておきましょう。そのままインストールすると、途中で止まることがあります。スタートアップ項目のAcronis True Image関係もmsconfig等で読み込ませないようにするのが無難です。バックアップソフト導入のために、OSクリーンインストールという事態を避けるためにも、まずは以前のバージョンで完全バックアップしておく事をお勧めします。いざとなれば、CD起動のみで手動バックアップ運用という手もありますが、スケジュールバックアップが使えないのは本末転倒。

さて、無事にインストールできれば便利な機能も増えて、いざという時の備えに十分活躍してくれます。ただし、スケジュールを組む際、バックアップ優先度がデフォルトで「低」に設定されていたり、GUIが使いにくくなっていたり、新機能を使う際はよりCPUパワーが必要になっていたりと、使いこなす難易度が上がっています。atomや超低電圧Celeron搭載ノートには、正直不向きでしょう。現在発売中のバージョンは、不具合多数の初期ビルドで、今後改善されることを望みます。