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イケイケ、パニッカー―自閉症の子育てマンガ&エッセイ 新装版

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: クリエイツかもがわ
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じんわり沁みてくる。 ★★★★★
4コマ漫画を読んでいると「じんわりと心にしみる」ものがあます。「こうしたらいい。」みたいな答えが書いてある本ではないですが、「ふふっ」と笑いながら、自分が関わる自閉症の子どもたちの姿を思い浮かべられます。薫君とお母さんの姿を見ながら、いろんな人と関わって、いろんな人と支えあいながら生きていくのだなあ、と感じました。それから、こういったこどもたちの支援をする仕事をしている立場からは、自分たちの使う言葉が思わぬことで親御さんを傷つけたり励ましたりしているんだなあと感じ、軽々しく言葉を発せられないなあ、と思ったりもしました。
4コマ漫画の意味が判りづらいです ★★★☆☆
この本の構成は、右ページに4コマ漫画、左ページにその解説、という方法が取られているのですが、4コマ漫画を読んだだけではあまり意味が判らず左ページの解説を読むしかないというのが不便でした。自閉症児の子育てが大変だったのは判りますが、読者の立場に立った場合の構成ではなく、苦労話をつづりたかった故の出版なら、残念ながら後続の方々の参考にはなりません。
各場面の状態は判るのですが、有効な解決がされていたのかどうかは判りません。ちなみに現在小6の息子は4歳から2年療育を受けてから小学校に上がりましたが、自閉症児には珍しく視覚的な物への反応が悪く絵カード等には見向きもしませんでしたので、ほとんど耳からの情報で育ちました。(目はすごくいいです)十人十色とはよく言ったものです・・・・。
お母さんの気持ちが伝わってきます。 ★★★★★
自閉症という難しい障害をもって生まれたかわいい自分の子ども。
一つ一つの小さなことにつまづいたり、乗り越えたりするその瞬間のお母さんの気持ちが、痛いほどに伝わってきます。
学校で見る子どもたちに、どんな歴史があるのだろう。
お母さんやお父さんが、どんな気持ちでこの子と生きてきたのだろう。
そんなことがとても大事なのだと教えられました。
すごく辛いときもたくさんあったと思うその時間を、ぎゅっと4コマに押し込んで、どんなときも前向きなお母さんに、まけてられないなと思う本です。
肩の力を抜いて ★★★★★
ハンディのある子供を育てている人が必ず通る道
「私(母親)のせい?」という部分。
つらい部分から目をそらしたくなってしまう部分
を悲観的にでなく、事実のみを書きながら、
大げさでない漫画とともに、少しずつ、成長を追うことが出来る。

肩を力を抜いて「こういうこともあるよねー。うんうん。」と
いう感じで読める。