本書は4つのパートからなる。パート1で基礎方程式(偏微分方程式)の導出を行い、そのふるまいを解説。パート2で数値解法とグリッド生成法を導入しLax-Wendroff法とMacCormack法を使った基本的なCFDの技法を紹介している。パート3は実際に4つほどの例題を解いてみせ、パート4で発展的な内容(Flux-Vector Splitting、TVD、Multigrid等の本格的なCFDのトピック)に(本当に)軽く触れ、将来の課題や方向に言及する。
いきなり詳細なCFDの本を読むと、全体像がなかなか見えずに、ピンと来なかったが、この本で、ようやく「なるほどこれなら分かる!」と思えた。