文庫で買いました
★★★★☆
他の方のレビューに「CDがどうこう」とあったので、
あっ私の買った文庫にはCDついてない、と一瞬思い。
レビューの日付と文庫読んで納得。単行本の話ね…
…北村薫さんの対談集です。北村さん好きなのでなんでも許せる(笑)本当はエッセイが良かったけどさ(笑)
普通の人が読んでどうなのかなんてわかんねー(笑)
ミステリファンへ
★★★★☆
日本推理小説会ともいえる日本推理作家協会。
その前身である探偵作家クラブの会報誌に盛り込まれた
様々な企画を紹介し、推理小説の楽しさを改めて掘り下げる。
また今も昔もミステリ好きが集まって談義をする事の
面白さが感じられる一冊でもある。
CDの内容がおもしろい
★★★★★
江戸川乱歩は大変な早口で、まるで早回しを聞いているようなアップテンポの語り口に
びっくりさせられた。それも、聞き取りやすい、はっきりした話し方で、
周辺の音までひろってしまっている感度のいい録音である。おもわずニンマリしてしまうようなはなしもあり、なにせ興味深い。
CD 1トラック録音の放送劇とは異なり、こちらは音質が大変よく、繰り返して聞いてもあきの来ない内容です。本もてのこんだできであるが、このCDがついてくるのが凄い。
ミステリ作家の関連資料として貴重な内容
★★★★★
推理作家協会の前身・探偵作家クラブ、さらには組織化される前の親睦会「土曜会」の、会報が手書き・ガリ版刷りだった頃まで遡り、有名推理作家たちが、どんなことに興味を抱き、どんな会合を開いていたのか、を追体験するという内容。
江戸川乱歩VS大下宇陀児による将棋の棋譜(解説:高橋和)にはじまり、乱歩と城昌幸が当時の東京の落語界のビッグネームを集めて話を聞いた座談会の再録など、ミステリ小説ではなくミステリ作家に興味がある人にとっては、なかなか他に得がたい本になっている。
極め付けは付録CD。横溝正史原作による文士劇「びっくり箱殺人事件」のラジオ放送に加えて、江戸川乱歩が歌った「城ヶ島の雨」など、よくぞ復刻した(というか素材自体、よくぞ残っていた!)と思うような音源ばかり。文字通りの「びっくり箱」。