アヴリル・ラヴィーンを手掛けたソングライター/プロデューサー・チーム、ザ・マトリックス他、複数のヒットメイカーたちと作り上げたこのアルバムは、ヒップホップのビートとポップ・フィーリングを巧みに組み合わせたダンス・ポップ・ナンバーが満載。もちろん、壮大なバラード・ナンバーも収録されている。その意味では今風と言えるかもしれないけれど、随所に散りばめられたファンキーな味つけが、なかなかにユニークだ。そんなところは、ちょっとジョージ・マイケルっぽい。(山口智男)