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Essentials of Organizational Behavior (9th Edition)

価格: ¥6,970
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Prentice Hall
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都市部出身者は、いろいろとやることが多いので、単純な職務に満足する者が多いらしい。 ★★★★★
 高木先生の監訳者あとがきまで、全422ページ。ポイントが大きく、良い紙を用いた、読みやすい「組織行動学」のテキスト。訳注図も挿入して言葉が見えるよう気を遣ってある。
 著者が何度か触れているように、私たちは、アメリカ人を対象にアメリカという文化や歴史という背景の中でアメリカ人が考えた組織行動学というコンセプトは、私たちの国にも同じようなことがいえるのかという点を自問しながら学ぶことが大事だ。同じ理論の適用や正当性が得られないとすれば、なぜなのかを考えるのが、私たちの役目である。教科書というのは、基本を顧みながら学べるものをいう。

 第1章(組織行動学とは何か)と第14章(テクノロジーと職務設計)で、TQMとリエンジニアリングについて触れている。これは、組織行動学としてどのような意味があるのかを考えてみることを喚起するレビューだと述べている。TQMというのは、馬と人参のようなものかも知れぬが、終わりがない。目標を遂げる瞬間に目標を探して立てるのである。良いというだけでは不十分である。TQMはボトムアップ型を基盤とするので、計画や実行の両方において参加型意思決定(p.317)という従業員関与プログラムを手段として用いる。
 組織変革というのは、トム・ピーターズが言ったそうだが、「壊れていなかったら、直すべきではない」は通用しない、「壊れていなかったら、点検が十分ではない。とにかく修理しろ」(p.396)という点に、含意を私たちは読み取りたい。というのは、リエンジニアリングは経営者が始めるものであり、自律性とか民主的とかを求められないからだ。

目次、部章まで。各章ごと「本章で学ぶこと」あり。索引、ざっとした項目のみあり。参考文献、原著のままだろうが、あり。ひもなし。
組織行動論入門 ★★★★☆
主にミクロ組織論と呼ばれる領域について書かれたテキストです。
組織論の基本書というと理論の羅列ばかりであまり面白みを感じない方が多いかと思います。確かに本書も基本的には理論の紹介ですが、読者の方を向きながら説明しているように感じ好感が持てました。翻訳も特に問題なく読みやすいと思います。本書に書かれているフレームワークを利用して身近な事例を分析してみるといいのではないでしょうか。学生からビジネスマンにまで薦められる良書と思います。
問題意識のある人には宝石箱 ★★★★☆
企業の組織をいかに構築し、そこで働く人のモチベーションをいかに向上して組織としての生産性を高めて企業競争力の強化につなげるかという組織マネジメントの問題についての本は、成功事例をもとにした軽い読み物風のビジネス書が多くを占めますが、対極的に理論面から展開した本は非常に少なく、本書はその中でもかなり本格的に系統的にまとめられており、実践のための裏付けを行うという点では非常に有益だと思います。モチベーション、コミュニケーション、リーダーシップなど各テーマについて、社会学や心理学などの基礎学問を応用して確立された理論を中心に解説しており、特に自分の属する組織に対して問題意識のある人は示唆に富んだポイントをいくつも見つけることができるでしょう。
ただし理論を無機質に説いている教科書的な本であることと、日本語が若干こなれていない訳本ということもあって、読んでいて退屈感は否めません。問題意識のない人が読んでも眠くなるだけでしょう。
実践に ★★★★★
~組織行動の本は、理論モデルと過去の古い事例のモデルの上辺だけをなぞった本が多いですが、実践的な言及が多く、例えば、評価の仕方、会議の進め方などにおいて、形式、思考選択回路、同僚/上司などそれぞれの立場の説明が詳細にあったり、最も卑近な例でいうと、昼食を何時にとるかというようなことも書かれていたりして興味深いです。管理者として何かを~~すすめなくてはいけない人に、考えるヒントになり、提案時の裏付け用参考書としても使えるかもしれません。~
組織行動論の入門書として ★★★★☆
組織行動論を学習する際、最初に読む本としてはとてもよい本だと思います。翻訳もこなれていて、非常に読みやすいと感じました。しかし、紙数の関係もあり、サラっとしか触れられていない論点、触れられていない重要論点もかなりあります。この本を足がかりとして更に洋書の文献や論文にあたると、より理解が深まると思います。