他のMLBゲームよりHighHeatが勝っている点はずばり、ピッチャーとバッターのインターフェースです。これは、「High Heat 1999」から非常に高い評価を受けており、いわゆるHigh Heatの「売り」だと私は思います。プレーヤーの顔や仕草などで評価する人もいるでしょうが、やはり野球のゲームをする人が求めていることと言えば、自分の投げたいように投げ、自分の打ちたいように打つ、ではないでしょうか。
ピッチャー対バッターの「臨場感」が非常に高い理由は、変化球とファーストボールとの差が、実際の野球で感じられるものに非常に似ているからです。「泳がされる」ような感覚や「手が出ない」ような感覚を受けることが出来ます。またチェックスイングがし易いため、「振ってはならない球に手をださない」的な感覚を受けることもできます。私は個人的に、ボールのマークに十字キーでカーソルを合わせてバットを振っても楽しめないと思います。
守備や走塁などの操作性も非常にスムーズで、他のゲームのように自分の思うようにプレーヤーが動かずにいらいらすることはないでしょう。
とは違ったポジションを守らせたりできます。さらに全てのチームを
CPUではなくプレイヤーにすることで、シーズン途中で自分の創った
選手をTRADEしても、引き続きのシーズンは移籍先のチームでPLAYでき
ます。これは本当に飽きません。難を言えば登録選手が700名で少ない
ことでしょうか。トリプルプレイは900名ですから、200名少ないのは
少々物足りないですね。