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Killing Pablo: The Hunt for the World's Greatest Outlaw

価格: ¥2,082
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Penguin Books
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they got im ★★★★☆
great stuff (sniff, snort)
国家が総力を挙げて一個人を殺す ★★★★★
 コカインビジネスによって世界で7番目の資産家まで登りつめたパブロ・エスコバルという一個人をコロンビアとアメリカという2つの国家が総力を結集して殺害するまでのノンフィクション。
 2つもの国家が総力を挙げて1人の人間を殺害し、果たしてそれだけの意味があったのか…
 アメリカという国はパブロに対して行ったことと同じようなことを未だに行っているので、この本は今現在にもつながると思う。
 この本を読んで、国家権力といわゆる裏社会には汚さや様々な桎梏があり、物凄く複雑であるという点では共通するものがあると感じた。
 また、自分の手元に来るまでに情報は様々な操作が施され、真実というものはほとんど伝えられていないんだなということも痛感した。

 ソレデハ…

ノンフィクションの迫力 ★★★★★
「その日パブロが殺された」から始まるこの本は ノンフィクションの迫力を充分に堪能できるものでした。
史上最悪と呼ばたパブロ・エスコバルを暗殺するため 
アメリカとコロンビア政府がどのように追いつめていったのか 
どのようにしてその手を逃れたのか まさに死闘が繰り返される様は 
読んでいても歯軋りをしたくなるような状態でした。

しかし、麻薬王と呼ばれた彼を暗殺しても「カルテル」と呼ばれる組織を
壊滅した訳でもなく また違う組織が台頭してくるだけ・・・
パブロはアメリカを「兆発」しすぎた為に暗殺という手段にかけられた様に感じました。
アメリカは最近「サダム・フセイン」に暗殺指令を出したとか・・・

砂漠で米粒を探す様に何年かかってもアメリカは狙い続けるんだろう。
パブロを暗殺した時の様に。