この作家のいいところは、ヒロインのキャラをちゃんとエピソードで描写するところだろう。
その際、どんなピーキーなヒロインでも、どこかちゃんと「根はいいコ」なことを押さえている。
本作でいえば、ヒロイン：茉莉花と主人公：舜の遊園地デート。
遊園地に行くまでもそうだが、ベンチで舜の持ってきたお弁当を食べるシーンなど、エロとはなんの関係もない。
が、こういうシーンがあると、茉莉花がただのツンとデレの記号的キャラでないことがわかるし、後半の怒濤の羞恥プレイも、このキャラ立てがあるせいでずっとエロくなっている。
もはや美少女文庫には珍しくない妊娠エンドも、そんなヒロインが孕んでの、ラストのボテ腹プレイはだからより最高だと言える。

高飛車でSな彼女を徹底的に調教、となると鬼畜凌○ものになるところ、
主人公男子のヘタレぷりと及び腰が微笑ましいものにしている。
生徒会長サマも主人公を好きだった、しかもSに見えてじつはMだった、
とは王道展開だが、いろんなプレイやリアクションで無理なくキャラを盛り上げていくのは見事。
終盤のボディペ露出はもちろん、なんとボテHまで！
折り込みカラーもボテ姿で衝撃。
書店のフェア時には、別イラストのミニポスターがこれまた恥じらうボテ姿ヒロインで、二重の衝撃でした。

　レビューを見て面白そうかな、くらいで買ったんですが、
これは本当に面白い!!６つ星くらい（笑）
　全体的に自分のつぼだったんですが特にボディーペイントの恥辱プレイが
もう、ど真ん中に入りました。
ほかの話も、とても面白かったです（詳しくはほかのレビューを）
　ただ一つだけブーイングを出すならば、挿絵が大切な部分が映らないような位置取りで
描かれていたということ。でもそこは、皆さま標準装備の「妄想映像メーカー」
で何とかなります（笑）
　　

官能小説の類だと思って買ったのだが、期待はずれだった。
理由は2点。
・かなり長い導入を読まされる
・エッチの描写が非常にあっさりしている。

すでに詳しいプレイと流れのレビューがあるので捕捉まで。

ボディーペイント露出のまえに剃毛→ツル○ン化があって、ヒロインの羞恥をさらにあおります。
ラストは、18禁ゲームなどではもう珍しくない○ませエッチ（７ヶ月のお腹でエッチ）ですが、美少女文庫もここまで来たか、と驚きが。
ピンナップ裏は、その○んだ姿のヒロインが制服姿で大きなお腹を露出。

ツンなヒロインがエッチに溺れてM化していく、というのはむしろよくある流れですが、そうなる前のヒロインのドSっぷりと、主人公との関係が形成された幼少時のエピソードなどがよくできていて、あとの羞恥プレイやS→M変化をたっぷり楽しめる構成になっていると思いました。