2014年よりも、まずは2011年を・・・
★★★★☆
本誌は2部構成で、Part1:2014年のキーマン、Part2:未来への提言、という内容なっている。
キーマンとしては、まず本田を挙げ、こつこつとインタビューを積み上げた内容は面白かった。
本田自身も、今自分が考えていることを素直に語っていたが、あらためてスゲエなと感じた。
ライターの木崎氏は、空港に向かう本田を追っかけているときに、急ぐあまり?警察に捕まったそうだ。
淡々と文章を綴っているが、そういう一生懸命さが文章に伝わってきていると思う。
松井の記事は、面白いけど、テーマからすると疑問符がつく。どうせなら、別構成にして欲しかった。
森本、香川、長友、内田の記事は、今シーズンの活躍を期待させる内容となっている。
未来への提言も内容が濃かった。
その中で、Number技術委員会発として、”日本サッカーのマスタープラン”を提言している。
Numberに技術委員会なんてあったのか?という疑問は別として、こういうのはもっとどんどんやって欲しい。
特に、アジアカップの重要性を挙げているが、本当にその通りだと思う。
もう半年も無い。強化という面でも、優勝はマストだと思う。2014年では無く、まず2011年。
吉崎エイジーニョ氏の”日本サッカー研究所”のコラムでは、その辺が強調されているが、1頁なのはちとさみしい。
”ここから約5カ月、1試合たりとも無駄にはできないぞ”と息巻いているが、その通りだと思う。
ようやくワールドカップの余韻から抜け出た今、私にとってちょうど良い切り替えスイッチになった。