本書は、法人税の税務申告書について、非常に解りやすく、平易な文章で書かれた入門書である。特に、税務独特の用語の説明は、解りやすかった。この一冊を読めば会社の経理担当者が税務申告書を作成できるかと言えば、難しいであろう。しかし、法人税申告書の判りづらい別表の繋がりや、税務用語の基礎の基礎を理解する観点からは、良くまとまった書物である。税理士の著者が、これまで税務の現場で投げかけられた税務の素人からの質問に対して、いかに解りやすく丁寧に回答してきたかが滲み出ている。税務申告書や税務用語に嫌悪感を抱いている会社の経理部門の方にお勧めの一冊である。(2010/8/5)

著者は税理士としての豊富な知識を持ちながら、初学者がつまづくポイントを正確に把握し解説しています。所得、損金、益金などの基本用語の詳しい説明、各々の別表の役割と連携について、わかりやすく懇切丁寧に説明しています。太字、色使い、図表の活用など著者あるいは編集者の説明センスやスキル、情熱が詰まった著作になっていると思います。今まで、独学で挫折し続けた方の敗者復活本になると思います。なぜなら、私が敗者復活を成し遂げたからです。
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ありがとうございました!

平易に解説されている。
特に別表と貸借対照表、別表の相互関係がわかりやすく説明してある。

別表を簡略化していて、見にくい。