ポイントを押さえてよくまとまっている。
薄くて数時間で読めるので発生学の概要をつかむのにお薦め。

ムーア読破した後に復習用に読んだので拍子抜けでした;^^; というか最初からコッチだけ読めばよかったです。

発生学の教科書は、ほとんどのものが、胚子の立体的な
変化の仕方を丁寧に書いてないので、初心者には非常に
難解だが、本書はそこは丁寧に書かれていて有り難かった。

　この本は、発生を基礎から学ぶには最適だと思います。総論と各論に分かれており、特に各論はとてもわかりやすいです。章末にまとめがあるのも勉強する時間がない人にはありがたいです。

　臨床に関連した事項はムーアに比べて少ないように感じますが、発生学のみをしっかり学ぶにはこちらの方が断然読みやすいです。ムーアは臨床に行っても使えますが、発生のみを学ぶにはちょっと読みにくいです。

この本の特徴は絵が多いということです。
きれいでわかりやすい絵が発生学の理解を助けてくれます。
文章は少なめです。
以上より、ビジュアルに訴えてくるのが好きな人におすすめです。