古代奴隷制社会論
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副題―地中海世界における階級闘争 <目次> 第一章 戦前における奴隷制研究 労働問題の発生と奴隷制の問題 大正デモクラシーと奴隷制論の展開 恐慌期の矛盾と奴隷制社会論 侵略戦争下の奴隷制研究 第二章 戦後における奴隷制研究の展開と問題点 奴隷制研究における二つの潮流 論争と奴隷制把握の深化 ほか 第三章 古代社会における階級闘争 太田秀通の問題提起への疑問 ソビエトにおける奴隷の階級闘争の検討 マルクス=エンゲルスの試適をめぐって ほか 第四章 奴隷蜂起と農業問題 シチリア奴隷蜂起を中心として 奴隷蜂起と農業問題 蝉0年代におけるシチリアの社会経済的諸条件 ほか 第五章 ローマ共和制末期の階級闘争 スパルタクス蜂起の性格を中心として 奴隷の階級闘争 ローマ帝国主義と奴隷制 スパルタクス蜂起とバルカン半島 故国復帰のコースとトラキアにおける反ローマ闘争 ほか 第六章 階級闘争と地中海世界 古代奴隷制社会論再構築のために 1970年代後半の古代社会論の動向 ローマ世界における階級闘争 地中海世界における階級闘争 古代=奴隷社会論再構築への模索 ほか