発達障害のある子の臨床像がイメージしやすい
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著者は長年にわたって発達相談をされてきた方だそうです。
LDやADHDの子ども達の症状理解、特に神経心理学的な見地から見た理解についてわかりやすく解説しています。例えば、「正中線交差ができない」とか「ラテラリティが混乱している」などの症状があると、子ども達の実際の行動にどのように影響してくるのかなどを、具体例を交えながら説明してくれています。
普段の子ども達の様子から、子どの達の苦手としているところやつまずきに気づくための感度を上げてくれる本だと思います。