評価があまりにも高いので買ってみました。確かにユーザーフレンドリー、着物を身近に感じさせてくれます。でも日常着として着物を着ている（であろう）著者のアイデアの数々はあまりに実用的で、なんというか着物を着る「ハレ」感が削がれてしまいました。たとえば「防寒用にババシャツをリメイク」など。だったらユニクロの洋装でいいです。

着物と言うと格式ばった感じがして今まで敬遠していましたが
自分の成人式の振袖や母(着付けができない)の昔の着物など…
タンスに眠っているたくさんの着物がもったいなくて
一代決心をして着付け教室に通い始めました。
だけど数カ月通ってもぜんぜん難しいのです。
帯結びは万事手探りでしまいには腕が痛くなる始末…。
私ってつくづく不器用…なんて落ち込んでいました。

しかしこの本に出会い目から鱗で毎日楽しく着物を着ています。
お太鼓の結び方のイラスト説明がとてもわかりやすいし
石橋さんのこのやり方が一番カンタンで良かった！
私としては七○よりもよく理解できました。
カラーのイラストや説明が綺麗で楽しくて斬新。。
前だけの『なんちゃって帯』とかいずれ作ってみたい
小物もたくさん載っています。

こんな気軽で気楽に着物が着られる様になるなんて。。。
本書を読んで良かったです！
石橋さん、ありがとうございました＾＾♪

着物を一着購入しようと思って、めちゃくちゃ初心者なので
読んでみました。
どの場面でどういう着物をきるべきか、つけ下げ、訪問着の違いなど
本当にド素人にもとてもわかりやすく書かれています。
そうして応用では自分だけの帯留めや足袋をつくってみるなど
イラストもとてもかわいいので楽しみがいっぱい詰まっています。

着物ってついつい結婚式や成人式などのイベントがらみで登場するので
自分で着るには少し敷居が高い気がしましたが、
こうしてみると着物って意外と楽な服装なのかもしれません。
なにしろ昔の日本人が着ていたものだもの。

何度も読み返して、もっともっと着物とお近づきになりたいものです。

着物初心者として、いろいろな着物本を手にとりましたが、本書が一番しっくりきました。
カラー写真がやけに多くて、見た目も値段も豪華な着物本が多い中、本書は手ごろな値段で実用的な情報が満載で、重宝しています。肩ひじはらないで、着物生活に挑戦できそう！と思わせるステキな本ですが、ひとつだけ、着物のお手入れについてもう少し詳しく書いてほしかったです。（クリーニングに出す時期や頻度、クリーニング店の選び方など。）

石橋さんの優しい絵と着物好きだから書ける内容に引き込まれました。
初心者の私でも分かりやすく、普段着で気軽にそして特にお金をかけなくて出来るんだよと言った作者の知恵の数々。
写真だけの着つけ本より味があり、とても参考になる1冊です。