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IFRS対応 戦略的M&A会計

価格: ¥3,024
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東洋経済新報社
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PPAと減損エクスポージャー ★★★★☆
M&A会計(企業結合会計)に関する改正日本基準の要点やIFRSとの相違などを中心とした内容となっていますが、ポイントは、「PPA(Purchase Price Allocation)」と「減損エクスポージャー」かなと思いました。

PPAの適用により、M&Aの買い手側は対象企業の無形資産を含めた「何を買うのか」という点を明らかにし、それらを適切に評価し会計上に反映させること、
そして、のれんの非償却化や非償却性無形資産の獲得などにより、これらの減損エクスポージャーが大きくなることから、M&A後の損益計画や毎期の減損テストがより一層重要性を増してくること、
・・・がポイントかなと理解しました。

願わくば、PPAにおける無形資産(顧客リストなど)の評価の方法や、毎期の減損テスト(のれんの資金生成単位への配分など)の手続きなどについてのより具体的な記述があるとよかったかなと思います。
M&Aの実務家には最適のIFRSテキストかもしれない ★★★★★
M&Aの実務がIFRSの影響を受けることは間違いないけれど、IFRSのテキストを読むのは骨が折れるという方にぴったりの本。
M&Aの実務に関係する論点だけ解説されていて、しかも、かなり実務的な内容。
M&Aにたずさわっていない人には論点が不十分ですが、関係者には興味をもって読み通せる1冊だと思う。